軽ワンボックスカーという車両はあまり燃費がよくないということをよく耳にします。
室内が広く、仕事や遊びなどでも大活躍してくれる車ですから、「この車欲しいな」と考えている方も多いでしょう。
ただやはり気になるのがこの車の燃費でしょうから、今回はこの車の燃費について紹介していきますので、
せっかく購入したのに、「思ったほど燃費悪いなぁ」など後々後悔しない為にも是非参考に。

10年ぶりのフルモデルチェンジ

まずはこの車の簡単な紹介からしますと、エブリイワゴンはスズキ自動車が販売する軽ワンボックスカーとなります。
当初この車は商用車として発売されていたのですが、後に乗用タイプとなるワゴンタイプが発売されたのです。
またこの車の販売歴史は古く、初めてこの世に出たのが1982年、ワゴンタイプは1999年という軽ワンボックス界ではとても長い歴史を持つ車両なのです。
そんなエブリイワゴンも2015年、およそ10年ぶりとなるフルモデルチェンジが行われ久しぶりの新型エブリイワゴンが登場したのです。

エブリイワゴンの気になる燃費と動力性能

この車はボディの軽量化にも力を入れていてこともあり、後輪駆動式の2WDタイプで1トンを切る940㎏という車重量になっている。
ワンボックスなどの背の高い車というのはどうしても車重量が重くなってしまうのだが、1トンを切る数値はこのクラスでは優秀ではないかと言えるでしょう。
また、この車の全車がターボエンジンを搭載しているので、走行性能も余裕が感じられ、気持ちよく走行することが可能です。

一方、エブリイワゴンの燃費というと、JC08モード燃費は、2WDが16.2km/Lとなっている。
この燃費数値は先代型の13.8~14.4km/Lに比べると若干進歩はしたもののそれでもこの数値としては、
例えばトヨタ・ヴォクシーやトヨタ・ノアのノーマルエンジン車とほぼ同等レベルな燃費数値であります。
ちなみに、JC08モードの燃費で16.2km/Lとなると、実質街乗り燃費はおそらく9 km/L から10 km/L、良くても11 km/Lといったところでしょう。
さらに、今自動車業界で注目されているアイドリングストップ機能やトランスミッションもCVTではない。
などということもあり、ハッキリ言うと、この車の燃料の消費量は決して良いとは言えないでしょう。
また、この車はエコカー減税の対象にもなっていないということもあるので、よほどこの車両が好きだというユーザーでない限り、
一般ユーザーでは少々選びにくくなってしまうのが現状となるのではないでしょうか。
もちろん燃費というはユーザーの走行の仕方や荷物の積み具合などにより、良くなったり悪くなったりその時その時で変化しますが、
軽自動車でこのくらいの数値レベルというのは良くはない、むしろ悪いと言った方が正解かもしれません。

エブリイワゴンの全体評価

この車の動力性能についてはターボ車ということもありチカラ不足といったことも感じられず特に不満も感じないのだが、
足回りなどに関しては、少々不満を感じる箇所もあるかもしれない。
というのは「ワゴンR」や「スペーシア」のような乗用車モデルの乗り心地とは違い、やや硬めの味付けとなっており、
いかにも商用車だという感覚の乗り心地が少々残念に感じる。
また、エブリイワゴンは全高が高くアイポイントも高いので、運転しているとそれなりのロール感がある。
この車はFR車ですので、もう少し足回りを乗用車モデルのような乗り心地を実現できたのならば、この車はもっと走ってて楽しいクルマになると思う。

最後に、この車の燃費については決して良いとは言えませんが、遠方に荷物を運ぶなどの商用的な目的で使用するのであれば最適な車と言えます。
一方で荷物が運べれば良いというのではなく乗り心地を重視する乗用として求めている方にはあまりオススメ出来ない車両というのが正直なところでしょう。

ただ軽ワンボックスとしては歴史の長いエブリイワゴンですので、車両としての評価は間違いなく高いレベルにあります。
この車が気になっている方は是非販売店で実車に触れてみましょう。