1989年登場したトヨタの高級セダンであるトヨタ・セルシオは、4L、V8エンジンを搭載し、高い走行性能と高次元の静粛性を実現し、一瞬にしてトヨタの高級セダンとして人気を博しました。

その販売当時はとても人気のあったセルシオですが、現在の買取相場はどのようになっているのか!?
まず買取相場に影響のある背景から行きます。

各国でもこのセルシオの存在は、世界レベルの高級車だとして日本における高級車の存在を高めた由緒ある車となったのです。
そのセルシオという車名は日本のみでのネーミングであり、海外ではレクサスブランドのLSとして同年に北米で登場させております。
質の高いV8エンジンでの走行性能、高級感のある快適な居住性と静粛性など、この車のどこをとってもハイレベルな完成度の高い車として、セルシオの存在にはその他自動車メーカーに大きな衝撃を与えたとのこと。

そんなセルシオの人気に対抗するかのように、日産は同級クラスのインフィニティーQ45を生産・販売したのですが、セルシオのライバル車になるには程遠い販売成績に終ってしまったという程、この車の人気は強いものがありました。

その後もセルシオ人気は続いておりましたが、海外のみ展開されていたレクサスが2005年に日本国内においても展開されることとなり、翌年2006年にレクサスLSが発売されると同時にセルシオという車名は幕を閉じたのです。
まずこの車の主なターゲット層はというのが、役員などの法人や富裕層の方々に需要が高い車でしたが、一方でVIPカーと呼ばれるいわゆるドレスアップカー(改造車)としてのベース車としても人気が非常に高いものがあり、低年式のものでも中古車市場ではそれなりに需要があるのです。

ただ、この車が現役の頃の買取相場はとても高値で取引されていたのですが、2006年に既に生産が終了しまった為、当然のことながら現在では低年式車が数多く並んでいます。
とは言っても現在でもこの車の根強いファンが存在しているので、買取相場での大幅な価格ダウンは無いかとは思われますが、やはり10年落ち以上の車だとしたら正直査定額もそれなりに厳しくなってくるでしょう。

買取査定というのは、その車の買取相場の範囲に加え車の状態などでもかなり変動する為、例えば年式が10年落ちでも100万円を超える査定がつくケースもあれば、9年落ちなのに80万円程にしか査定額がつかなかったというケースもあります。

10年落ちで100万円、9年落ちで80万円という買取価格はとても高く評価してくれたケースであり、走行距離が15万~20万キロ以上とかになれば、査定額も一気に下がることになります。
また、15年落ちくらいにもなってくると平均で10万円~20万円台という買取相場となり、さらに20年落ちともなると買取価格が付かないというケースもあるでしょう。

このように数十万円もの価格差が出てしまうこともありますが、高く評価した場合でも10年落ちおよそ100万円の買取査定額がついた実績があるということは、この車がいかに人気のある車種なのかがわかります。

欧米での評価も高く、大人気であったセルシオは既に生産が終了とされており、この車が欲しい場合は中古車で手に入れるしか方法はありません。
買取相場に多少のひらきがあるとしても、トヨタを代表する高級セダンの位置付けで知られている車ですので、中古車市場における需要もまだまだ高い車両となっており、内外装やメンテナンス等でもしっかりと手入れをされていれば高値での取引はまだ期待できる車種でもあります。

また、セルシオはカスタムカーのベース車としても人気の高い車となっているということは冒頭でも話しましたが、そういったカスタマイズ的な面でもこの車については需要があると言えます。
だだ、あまりゴチャゴチャしたカスタムより、純正を活かしたシンプルなカスタム車両の方が高値で査定してもらえる期待が大きくなります。

さらに高額査定を引き出すポイントとしてボディーのカラーリングは重要となります。
この車に関しては「ブラック」または「パールホワイト」を求めるユーザーがとても多く、その様なボディーカラーは高値の対象となります。

セルシオは最終モデルでも既に10年落ちの車両になりますが、まだまだニーズの高い車両となっているので、最も良い条件を提示してくれる業者に売却する事が賢い売却方と言えます。