個性が光るミツビシ・アイ!
街中で「アイ」見かけるということが少なく、多くの人がこの車の存在を意外と知らないかもしれません。
ここ何年も背の高い軽自動車ばかりが人気で、唯一軽自動車の中で凝った設計の車であったと言える車なのです。
ただ、デザインは凝っているもの室内が狭い、値段が高いなど実用性に欠けるとなど、この車の人気は低く、あまり乗っている人も少ないことから、この車を知らないという人が多いのでしょう。

と、そんなマイナーな車のミツビシ・アイですが、売却を考えているユーザーにとっては買取相場が気になるハズ。
今回は「アイ」の買取相場について紹介していきますので、気になっている方は参考にしてみてください。

アイとはこんな車です

この車が世に出たのが2003年。その年のフランクフルトモーターショーに出品され、2006年に国内販売開始となりました。
車両自体はだいぶ前から開発されていたのですが、2度の開発停止に見舞われるなどのトラブルもあり市販化が遅れたのだとか。
そんな紆余曲折がありながらも完成された「アイ」は軽自動車の中でも他にはない革新的なスタイルと言えます。
また、今までにはないリアミッドシップマウントのエンジンを採用し、丸みを帯びたエクステリア、さらには5ドア。
まさに「プレミアムスモール」というコンセプトを掲げ、「居住性」「安全性」「斬新なデザイン」を実現させた、近年めずらしい軽自動車の誕生だとして当時話題となった車なのです。
だがしかし、2013年にはeKシリーズのフルモデルチェンジに伴いラインアップ集約化によってこの車の廃止が決定。
2006年登場から一度もフルモデルチェンジが行われず、初代モデルでその歴史に幕を下ろしたのです。

それでは続いてこの車の買取相場の動向を見ていきましょう。

アイの気になる買取相場の動向

この車の基本スペックは5ドアで660cc、乗車人数は4名で4ATで、駆動方式はMR、4WDの2設定に分かれ、さらにはターボエンジンや自然吸気エンジンモデルなども選べるようになっています。
また、この車はミッドシップエンジンということで走行性が非常に安定しており、燃費もそこそこ走って19.0km/L。
軽自動車という実用性と安定した走行性能を持つ「アイ」ですからそれなりのリセールバリューは持っています。
特に他には無い個性的なデザインが魅力となり惹かれるユーザーも多く存在します。
軽自動車の割に新車価格がやや高めに設定されていた分中古車としてしか買えない今現在、欲しいという人もいるでしょう。
ちょっと他とは違う車に乗りたい!などといった層からも支持されやすい車となりますし、上位グレードであれば査定も好条件となるはず。

そしてこの車で一番高い査定額が付くとされている車両は平成24年式の「T・4WD」モデルで76~97万円。
10年落ちである平成18年式の初期モデルでさえ2万円から16万円と買取相場になっていますから、まだまだこの車の需要はあると考えて良いです。

ただし、この車は既に販売終了となっており、今後は価値が下がる傾向にあると考えられます。
既に販売終了となっていれば価値もそれなりに出てくるのでは?と思うかもしれませんが、中古車市場でもこの車はそれなりの台数出回っていますから希少な車とは言えません。
そう考えると車両自体の買取相場が上がっていくということは考えにくいですから、もし売却を考えており、車の状態が良いのであれば、早めに売却した方が得策だと言えます。

この車の買取相場は高い水準とは言えません。
基本的に良い状態、良い条件であればそれなりの査定額は付きますが、革新的なデザインの車なのだからもしかしたら・・・なんていう色気は出さない方が良いです。