高級車というよりも庶民寄りの車、アウディ・A4アバント。
セダンタイプのA4をベースに、車後部をトランクではなくハッチにして利便性を上げたステーションワゴンタイプの車です。
基本的な構造はA4と変わりませんが、セダンとワゴンとではユーザーの違いや需要のレベルが変わるはず。
と言う訳で、A4の気になる買取相場を見ていきたいと思います。
初代A4、B5系
駆動方式はFFと4WD、排気量は、1.6Lから2.8Lとセダンタイプと同じ。
ステーションワゴン専用の装備として、ウィンタースポーツやマリンスポーツの時に便利なルーフレールが標準装備されている。
トランク部にはたくさんの荷物を積む事が出来るので、意外とアウトドアにも向いていたりする。
査定に出しても廃車になる事が多いですが、走行距離少なく車体の状態が良ければ、15万円位までで買い取ってくれる事が多いです。
A4セダンよりも少しだけ査定額が高いのがうれしいポイント。
2代目A4、B6系
キャッチフレーズは「より安全で、より快適で、よりスポーティに」
車重の軽量化、シートヒーター付き本革シート装備、サスペンションの改良などが施されていて、まさにキャッチフレーズそのものの車。
しかし買取相場はあまり上がらず、10万円から25万円という結果に。
セダンタイプよりもボディが大きいので、その部分で相場が上がっているような気がしないでもない・・・。
3代目A4、B7系
セダンタイプ同様シングルフレームグリルと、ヘッドライトが特徴的。
パッと見がインプレッサのステーションワゴンタイプと似ている、と個人的には思います。
車高が先代よりも低いので、ハッチを開けた時の荷物の積み下ろしが楽になっているのが大きなポイント。また、走行時の重心安定性は一番いいとされています。
それでも買取相場はあまり芳しくなく、20万円から35万円。
ベージュ本革仕様やサンルーフ付きの物であればもっと査定額が上がるそうです。
4代目A4、B8系
顔つきは男らしさを増しつつも、ある程度の荷物を積めるズルいやつ。
先代に比べて車内が少し広く、積載量が増えたことによって利便性が向上しています。
買取相場はセダンよりも少し高く、100万円から270万円が相場に。A4はA4でも、ステーションワゴンの方が査定額は良いようですね。
5代目A4のB9について
セダンと同じく販売から間もなく買取時の相場はまだ出ていません。
中古車市場にも出回っていないので、今後の情報に期待といったところでしょうか。
マルチユース可能なアウディ・A4アバント。需要が高いのは勿論だが、少しの油断で査定額は下がってしまうので、キレイに大切に乗る事を心掛け、荷物を積む際にぶつけたりしないよう気を付けたいところです。