発売当初のアルト・F

スズキアルトは1979年5月から販売されて、これまでにもいろんなタイプの車種がでてきていますが、その中でもスズキアルト・Fが最初に登場したのが30年経った2009年の7代目として、多種多様な思考を凝らして車をつくり続けて改良を加えフルモデルチェンジされた。
まるで笑いかけられているような、無駄が無く、飽きのこないとてもシンプルなデザインのアルト・F。
このような素朴なデザインだと、運転の不慣れなご年配の人でも女性などにも気取らず落ち着いた感じでピッタリではないでしょうか。
そして、室内も少しでも広くとれる空間に仕上げている。
次に、性能面でも、消費者たちが常に軽自動車に求めているのはいつの時代も同じことがいえると思います。
また、普通自動車にも言えることなのですが、それよりもボディーが小さい分、衝撃が大きいので、誰もが安全性を重視し、注目している装備だと思います。
アルト・Fには、軽量衝撃吸収ボディーTECT、歩行者障害軽減ボディー、頭部衝撃軽減構造インテリアなどを採用している。
リヤシ―トベルトに自立式バックルを採用、セキュリティアラームシステムなどが装備されている。
そして、5MTと4ATのどちらかのシフトチェンジが選択できる。

何よりも、アルトのこだわりである、省資源・低燃費に重点を置き、いつまで変わらぬユーザーに対しての心構えをも変えることなく、スズキ本来の持っている車に対しての性能やハンドリング、風邪の流れを生かした空力デザインで空気抵抗を抑えるだけではなく、乗っている時の爽快感をも追究し続けてきた結果も評価されている。
燃費はどうだろう・・
5MT・・23.0km/L
4AT・・22.0km/L

 

信頼と実績の成果で登場したアルト・F

8代目まできた、アルト・Fがまたまた登場。
RJCカーオブザイヤ―受賞、これまでに他の車種でも選ばれていますが、今回で6回目という素晴らしい実績であり、功績をたたえられるべき評価であり、また日本カー・オブ・ザ・イヤ―にも選ばれている。
どちらも想像以上に洗練された性能の向上と、技術的な進歩を成し遂げ、最も優れた研究成果を得たものにしか受賞されません。
では、どのように進化したのでしょう。

まず、ボディーについて・・・
フロント部分に関しては、少し目を奪われてしまうような、圧倒されてしまいそうなライトの形に特徴があります。
これまでとは違う平面的な印象でボディーにはめ込まれたようなデザインが釘付けにされてしまうのかもしれません。
そして、発売当初から変わらぬシンプルさにもこだわりをしっかりと受け継いることが良く分かります。
リヤ部分に関しては、独断的な意見なのですが、なんともカタツムリのようなイメージがしてしまいます。
偏見的なことではなく、やはり、好みもありますので、気に入った人や、苦手な人もいると思いますので、あくまでも頭の中でひらめいた容姿です。
でも、ボディー全体のバランスは絶妙な良質に仕上がっており、独創的なフォルムで人を魅了させるのでしょう。

自然を大切にすることから誕生したもの・・

スズキのこれまでに培ってきたエンジン性能が飛躍的に優れた形態として登場しました。
自然環境に適したサイクルを有効活用することで、地球環境保全にもつながり、これからの時代には必要不可欠なものなのです。

エネ―チャージ・・・車を減速させた時に、アクセルから足が離れ燃料の消費は無くなりますが、タイヤが止まるまでの慣性により回っている間の労力でオルタネータ―(発電機)を作動させて電気をつくりだします、また、用途により必要とする蓄電池が違うので2種類に分けて鉛バッテリーと高効率リチウムイオンバッテリーに貯めるのです。
そうすることで、走行中にあらゆる電装品に電気を有効利用させるというシステムで、快適な走りを目的に考案されたとされています。

新アイドリングストップ・・・車を停車するために減速し始めて13km/hに達した時点からエンジンの作動は無くなりますので燃料が排出するようなことはありません。
それに、貯めた電気を放電させるわけでもないので、とても地球環境に優しいシステムであり、経済的にも僅かではありますが余裕ができます。

エコクール・・・残念ながら、アルト・Fには装備されていません。
あれば、アイドリングストップなどでエンジンが作動されていない時でも快適な温度を保ち続けてくれるので、あったら便利なシステムだと思います。

TECT・・・これからのつくられる車で必要とされるものは、これまでにない今まで以上に求められる高度な技術での安全と軽量化の2つが重要なカギだと思います。
そして、アルト・Fには備わっています。
新軽量衝撃吸収ボディーと呼ばれるもの。
調高張力鋼板を使用することで、最も強力であり、素材も軽量なものでありながら、安心して乗れる、安全を満喫しながら運転することを実現してくれました。

これらすべてが生かされて、エンジンへの負担をなくし高効率を高めたことで低燃費に至りました。
スズキグリーンテクノロジーと呼ばれるもので、R06A型エンジンを改良されたものを搭載して・・なんと

燃費・・
2WD・・37.0km/L
4WD・・33.2km/L

・・・となると、新車で購入する時もアルト・Fはエコカー減税対象車であり、グリーン税制対象車で軽自動車税の50%でもあります。
トクトクといっぱいの嬉しい車です。
つまり、燃費を抑えられ、購入する時の減額のダブルで満足度が更に増しますね。