可愛らしいデザインが特徴的なスズキ・アルトラパン。
丸みを帯びた箱型のデザインであるこの車のテーマはまさに弁当箱。
そんな可愛らしいデザインは若い女性をターゲットに当てて開発され、見事に女性に支持される車となっています。
女性はもちろん免許取りたての方にも人気なスズキ・アルトラパンだけに、その買取相場が気になるかも。
そんな車の買取相場について調べてみましたので紹介したいと思います。
開発コンセプトは「ゆるさ」である
アルトラパンという車は「静粛性」「乗り心地」「使い勝手の良さ」に焦点が当てられ、まるで自分の部屋にいるかのようなくつろぎと心地よさが感じられる車というのを目指した車であります。
この車の外観デザインについてもこだわりが感じられ、箱型でありながらも丸みをおびているスタイルは好評で、特に女性ユーザーからの評価がもっとも高いとされています。
また、この車のインテリアに関しても、部屋に用いられるような家電や雑貨などを連想させるデザインパーツを採用しており、こういったこだわった造り込みというのも多くの支持を得ていると言えます。
さて、そんなアルトラパンですがこの車の買取相場は一体どのようになっているのでしょうか?
続いてこの車の買取相場を見ていきます。
スズキ・アルトラパンの買取相場
アルトラパンは2015年に3代目となるモデルが発売されており、さすがに現行モデルを売却するという人はあまりいないので、中古車市場において中心となるモデルは、2008年から20015年までに発売されていた2代目モデルとなります。
なかでの2代目モデルは3グレードに分かれており、「G」、「TL」、「XL」となっています。
その新車価格はというと「G」が1,047,900円から1,277,850円で一番高額なのがCVTの4WDとなっています。
次に「TL」は1,407,000円から1,531,950円となっており、やはりCVTの4WDタイプが高くなっています。
最後に「XL」は、1,272,600円から1,397,550円で、同じくCVTの4WDタイプが高い価格設定となっており、「G」グレードの一部に4ATがあるものの、あとは全てのモデルでCVTが搭載されているので燃費も良く、なかでも「G」と「XL」モデルにおいては燃費も優秀で、JC08モードで26.0km/lという高い数値となっています。
アルトラパンという車は大ヒットした車、とは言えないまでも人気もそこそこあり、決して不人気というわけでもないですから、買取査定でも基準どおりで走行距離数や年式等に応じた査定となると考えられます。
しかたがって、現行モデルならもちろんですが、上級グレードの車両や高年式のものは当然査定額も高くなります。
ならばグレードが低い車両は買取価格も大幅に下がってしまうのか?というとそうでもなく、低いグレードでもこの車は需要があるため、大幅に査定額がダウンしてしまうということはあまりありません。
例えば2008年式の一番安いグレード「G」の買取相場を見てみると、およそ38~49万円となっており、およそ8年落ちの一番低いグレードでも、およそ50万円ほどの査定額が付くとされているのだから、アルトラパンの評価は良いと言っても良いです。
また買取相場において重要視されるのがボディカラーで、基本的にはホワイトやブラックというカラーが査定でも有利なのですが、この車のボディカラーに関しての評価は、それほど気にする程でもないということです。
元々この車のボディカラー設定がとても豊富に設定されており、ユーザーによって買う色がバラバラなので、ボディカラーの人気色、不人気色といったものがない存在しないということが要因です。
最後に、アルトラパンのターゲット層は女性であることがポイント
もうすでにご存じだと思いますが、この車のターゲット層は女性がメインとなっています。
特に内装などの汚れなどはとても気になるポイントです。
日頃から綺麗に、そしてメンテナンスをしっかりおこなうことが大切であり、やった分だけ後から返ってくるものも大きいのです。
今後、愛車を査定する時には、今一度室内の掃除を丁寧に行うようにしましょう。