スズキから販売されている軽ワンボックス、エブリイワゴン。
その歴史は古く、1982年から存在していました。
昨今の中古車市場では、4代目モデルからじゃないと査定額が付かない為、初代から3代目を一気に飛ばして、買取相場を挙げていきたいと思います。
4人乗った状態でもたくさん荷物を積めるので、中古車市場ではとても需要の高いカテゴリーに入る車種です。
初代エブリイワゴン。
なぜ4代目なのに初代なのか。
エブリイとしては4代目ですが、ワゴンタイプになってからは初代だからです。
3代目までは形式上バンタイプになるという、ちょっとややこしい車種になります。
販売期間は1999年1月から2005年8月まで販売されていました。
ノンターボモデルの買取相場ですが、15万円から20万円になります。
改良後のノンターボはより力強いエンジンになっているので、26万円程度までは上がります。
ターボ搭載モデルになると、25万円から30万円が相場になり、改良後のモデルだと34万円にまであがります。
2代目エブリイワゴン。
2005年8月から2015年2月まで販売されていました。
インパネシフトになり、前席は左右にウォークスルー出来る様になりました。
また、軽自動車初のパワースライドドアが採用されたモデルでもあります。
(PZターボは左側、PZターボスペシャルは両側、それ以外のモデル普通のスライドドア)
ノンターボモデルの買取相場は、20万円から50万円です。
年式の幅が広いので、走行距離やコンディションによって変わります。
ターボモデルの買取相場は高く、40万円から90万円にもなります。
なかでも、PZターボやPZターボスペシャルは更に査定額が上がり、65万円から110万円が相場になります。
3代目エブリイワゴン。
2015年2月から販売されている最新モデルです。
9年半ぶりのフルモデルチェンジで、車内空間の拡大により居住性が増し、床が低くなった事で乗り降りのしやすさが向上しました。収納スペースも抜かりが無く、スマホを置けるトレーやA4サイズの書類が収納できるフロントドアポケットも付いています。
発売されてから間もないモデルなので、無論エブリイワゴンの中での買取相場は一番たかいです。
ベースグレードのJPターボでは、90万円から100万円が相場になります。
新古車に変わりはありませんが、少しでもキズが付いてしまうと査定額に響くので、ベースグレードであろうと慎重に扱った方がいいかもしれません。
ワンランク上のPZターボにもなると、100万円から125万円の間での買取になります。
正直、売るにはまだ早い気がするのですが・・・。
最上級グレードのPZターボスペシャル。
ここまでくれば他の軽自動車を新車で買う事ができます。
買取相場は120万円から140万円です。
もう少し乗ってからでも全然大丈夫です。
買取相場が急降下することはあまりありません。
せっかく買ったのに勿体ないようにも思えます。
長い歴史を刻んできた、スズキ・エブリイワゴン。
需要が絶えないタイプの車なので、これからも買取相場は安定しそうです。