仕事もバリバリこなす軽トラスズキ・キャリイ。
農業や建築、そして造園・・・などなど。
外で働く業種にこよなく親しまれている軽トラックは正に仕事において良きパートナーである!
そんな中軽トラ界でも歴史が長く、多くの人に愛されている車がある。それがスズキ・キャリイ。
今回は多くの人に愛され、軽トラ界のトップリーダーでもあるスズキ・キャリイの買取相場について紹介していこうと思います。
キャリイとはこんな車です
まず始めに概要から話しますと、この車はスズキが生産・販売している軽トラックで、初代が誕生したのがナント1961年ということでとても歴史ある車です。
それもただ歴史だけが永いのではなく、1971年から2009年までの39年間、日本国内で販売されている軽トラック・小型トラック・普通トラックの車名別年間販売台数第1位に輝くなど、軽トラック界においてのキャリイ人気はとても安定しているものなのです。
ちなみに2010年1月でのこの車の累計販売台数は、およそ400万台を達成したという報告もあげられています。
昔も今も仕事のパートナーとして欠かせない存在の軽トラキャリイは、今もなおその人気は保っています。
スズキ・キャリイの買取相場の動向
まずこの車の中古車市場を見てみますと、もっとも珠数が多い車両で1999年式から2013年式の11代目モデルです。
それもそのはずで、この11代目モデルはおよそ14年もの間フルモデルチェンジが行われなかったからであります。
中古の台数は11代目モデルだけでも全国で1千台以上の台数が販売されており、この車全体の台数でいうとおよそ2千台を超えているなど、台数としては比較的豊富に出回っているということになります。
次に買取相場を見てみると、この車は軽トラックとしての人気が最も高いモデルとなりますから中古車の需要も高く、さらに仕事用としての商用利用目的という需要が高いので、時代の流行に左右されることなく買取相場も安定する傾向にあります。
こういった背景から見ますと、この車両については急な値落ちなども少なく、売却することができるはず。
現にこの車の新車販売価格は2WDモデルの車慮でおよそ65万円から100万円前後での販売価格になっており、
10年落ちの車両でも30万円から50万円で売られておりますから、そのような車両であっても買取相場はおよそ35万円から40万円くらいと言えます。
ただし、そういった車両というのは車両自体の状態が素晴らしく走行距離も少ない美車両であることが条件です。
走行距離数も10万㎞を超えているような車両や傷凹みがある車両、エンジンなどから異音がするなどの車両については買取査定も付かないということも大いにあり得ますのでその辺は注意が必要です。
なんと言っても中古車としての出回りが比較的多い車両となりますから、まっ、それは致し方のないことでしょう。
商用としてのニーズが高いことに意識したい
軽トラックとして日本で最も売れているキャリイは世界でも有名で、主に仕事の車として使用されることが多い。
となると毎日と言っても良い程使われると考えられるので、タイヤなどの消耗品は比較的新しいものに交換しておきたい。
また、荷台にかける平シートや高速道路などで便利なETCなどが備えつけられている車両は査定もプラスになりやすい。
いずれにせよ、荷物を運ぶ際に便利なパーツが組み込まれるとこの車の査定もプラスになることがあるので覚えておきたいところです。
スズキ・キャリイの買取相場について(まとめ)
いくつかある軽トラックの中でもトップレベルのこの車はスズキを代表する歴史ある車。
それに比例し人気も下がることなく仕事用としてのニーズも高いものがあります。
また中古車市場においても事業者などに需要があり、この車の買取相場も急落することは少なく比較的安定しています。
この先しばらく人気も安定的に続くでしょうから、キャリイの売却を検討されている方は自分の車がどの程度査定がつくのか、一度買取店で査定してもらい、価値がどのくらいなのかを知っておくのも良いかと思います。