車を売却する時などの下取りや買取りなど買取価格の相場の下落を、それほど心配しなくて良いとされる軽のトールワゴンやハイトワゴン。
今回紹介するスズキ スペーシアもその中の一台であり、人気は決してトップシェアを誇るというわけではないですが、それでも買取相場自体はとても良好と言っても良いのではないでしょうか。

ただ、今後この車を売却するのであれば、現在どのくらいの査定幅なのかをしっかりと知っておくべきでしょう。

スズキ スペーシアはどんな車なのか?

この車のコンセプトというのが「広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴン」ということで、新プラットフォームであロングホイールベースを取り入れ、室内はクラストップの2215mmを実現した広々空間。
しかもエンジンは新世代エンジンのR06A型660ccのNAとターボと、副変速機構付CVTとの2種類。
両エンジンとも低燃費で太い低速トルク、そして高い静粛性などが特徴的で、特に燃費はJC08モードで29.0km/Lという優れた燃費を実現している車両もあり、
実用性については自動車専門家の評価も非常に良い仕上がりとされています。

実用性の高い軽自動車ということでこの車の人気も上々!となればこの車の買取相場も気になるところであります。

高額買取査定のポイントは充実装備にあり

まずこの車のライナップ車両はDOHCエンジン、DOHCターボエンジンの2種類が販売されています。
また、グレードも5種類と豊富で、特にスペーシアは安全性能であるレーダーブレーキサポートは全車で装着されていますから、そのような安全性能を真っ先に考えたいという女性や運転歴の浅い方には2013年式モデルからは評価が高く人気です。
また、2013年式ですと比較的新しいモデルとなるので大きな値崩れはなく、標準グレードや上級グレードであれば安定した良い買取価格で売却をすることができます。
なかでもメーカーオプションのスマートフォン連携ナビが付いていると、査定もプラス評価につながっていくでしょう。
軽自動車というのは中古車市場でもトップクラスの販売実績を誇っている車両なので、
スペーシアの装備が充実しており、尚且つ美車両であれば高額査定を期待しても良いのではないでしょうか。

スペーシアの買取相場はどうなっているのか?

では実際スズキ スペーシアはどのくらいの金額が買取相場なのかというと、およその査定額を見てみると
まずこの車の初代モデルである2013年式の「G」で65~82万円、「T」が69~87万円、「X」が67~85万円となっております。
これは2WDモデルであり、4WDモデルとなるとここから約10万円高くなる感じです。
2013年モデルの当時新車価格は1,228,500円から1,535,100円ですので、このモデルの査定額としてはまずまずと言ったところでしょう。

ちなみにこの車の一番高い査定額がつくとされているのが、平成27年式の「Gリミテッド4WD」モデルで117~142万円と高額です。
やはり基本的に新しい年式の車両というのは、当然ですが査定額も高いですね。
ただ、よほどのことが無い限り平成27年式モデルという購入したばかりの車を売却しようとする人は少ないでしょうから、もし何らかの理由で高年式のスズキ スペーシアを売却したいという方は「明日より今日です。」

最後にスズキ スペーシアの買取相場について

これまでスペーシアの買取相場について紹介してまいりましたが、この車は2013年に発売開始された車であり、年数があまり経っておらず、買取相場のデータも非常に少ないのです。
ですから今後、もしかしたら買取相場の変動が激しく動く可能はありますが、この車の人気は続いていくので、一気に下落してしまうということはなさそうです。
なお、この車がモデルチェンジをおこなった時は、旧モデルとなり査定の額も下落します。
まぁそれも2013年に登場しているので、大体2018年ごろまでは安心していても良いというところでしょうか。