ここ最近の車の売れ行き傾向を見てみますと1.2~1.5リッタークラスのコンパクトカーの販売台数が伸びていると聞きます。
中でも人気とされているのが「トヨタ アクア」「ホンダ フィット」「日産 ノート」などですが、実用性の高い「スズキ ソリオ」の人気も上昇傾向にあるという。

ということで今回はそんなソリオやソリオ ハイブリッドについて紹介していきたいと思います。

まずはこの車両のボディサイズを紹介しますと、全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mmで、
全長と全幅はコンパクトに抑えながらも全高は高く設定されているので室内がとても広くて使いやすい。
また、この車は5人乗りで通常のミニバンに比べると小さいサイズで軽自動車より大きいまさにミニバンと軽自動車の中間あたりのサイズで、
大き過ぎず小さ過ぎずの丁度良いサイズとなっています。
さらにホイールベースも軽自動車と大差ない4.8mに収まっているので、軽自動車の小回りとほぼ同じ感覚で運転操作が出来るというからとても嬉しい。

というように、この車は運転のしやすいボディサイズや軽自動車並みに小回りなどから実用性重視のユーザーなどにとても人気の高い車となっているのです。

さて、次に気になるのがハイブリットシステムです。

ソリオは2015年フルモデルチェンジを行い、2代目となり「ソリオ」、「ソリオ バンディット」共にハイブリッドシステムを搭載し、
JC08モード燃費ではハイブリッドを搭載した2WDモデルではナント27.8km/Lという数値なのです。
この数値はパッソの直列3気筒エンジンの27.6km/Lを上まわっており、コンパクトカーの中ではハイレベルな数値となるのです。

この車が搭載しているシステムというのがマイルドハイブリッドと呼ばれており、
「ワゴンR」や「スペーシア」「ハスラー」など軽自動車に搭載されているS-エネチャージと同じ構造ですが、
それらとは違う1.2リッターエンジンとハイブリッドとの組み合わせになっているので、その走行性能はどうなのでしょうか。

そこでソリオの走行性能の評価を調べてみると、やはり軽自動車とは全く違い普通車の余裕が感じられるとのこと。
それはそのはず、排気量は軽自動車の倍はある1.2Lで4気筒なのでトルクは太くはないにせよ発進時もとてもスムーズで加速力も必要十分だということです。

また、縦揺れや横揺れはに関しては軽のトールワゴンよりも断然少なく、さらに軽のトールワゴンにありがちな曲がる時などグラつき感などもなく、
車全体のバランスがとても良いと高評価を得ています。

さて、そんな走行性能での評価の高いソリオですが、オススメのグレードはどのグレードになるのでしょうか。

まずこの車のグレードですが、「G」「ハイブリッドMX」「ハイブリッドMZ」の3種類となっています。
この中で、価格が最も安いグレードが標準モデルの「G」です。
この「G」グレードはMXに比べて24万円程安くなっているのですが、その分エアロやアルミホイールが付いておらず、
さらにはサイドエアバッグやフロントスタビライザーも付いていないという少々さびしい装備内容となっています。

そう考えると24万円程高くなっても後々の事を考えると「MX」を選ぶ方が賢明だと言えるでしょう。
というのはMXには標準モデルの「G」についていない装備もしっかり付いており、なんと言ってもハイブリットなので燃費も良くなる。
さらに「MX」の装備に加え、ディスチャージヘッドランプや、右側スライドドアの電動機能などが魅力だという方は、ハイブリッドMZも良いでしょう。

(184万1400円)にグレードアップする。MXに16万5000円相当の装備を加えて、価格上昇は14万5800円に抑えた。

ちなみにMXの価格は169万5600円でMZだと184万1400円という価格設定となっており、「MX」と「MZ」の価格差は14万5800円とやや価格差を抑えた感じとなっています。

装備面などを比べるとおすすめするグレードというのは、「G」を除いた「MX」「MZ」の両者どちらかとなるでしょう。

というような感じでソリオ、そしてハイブリッドについて紹介してきましたが、いずれにせよこの車はとにかく運転しやすく、小回りが効いて駐車も気を使わない。
さらに走りの性能も良いし、操縦性や乗り心地もバランスよくまとまっている。

そしてなんと言ってもクラストップの燃費を誇っているので、文句の付けどころがないといっても良い車です。

今後、コンパクトカーなどを検討される際は、ソリオのハイブリッドモデルも視野に入れておくと良いでしょう。