スズキMRワゴンwitが登場したのは・・・
スズキMRワゴンwitは、2006年にMRワゴンのモデルチェンジとして生まれ変わった車種として登場してきた。
2008年にはMRワゴンwitのXSを基本にプロジェクタータイプのディスチャージヘッドランプ、5本スポークアルミホイール、本皮革ステアリング、専用シート地などを装備している特別仕様車のMRワゴンwitリミテッドが登場した。
当初からのかたちはどこから見ても女性をイメージしてデザインされていることが、しなやかなボディラインとして現われているので良く分かります。
ちなみにリアはニッサンのモコと似ている。全体を通して見てもシンプルなデザインですが、飽きのこないシックな仕上がりでターゲットも女性に絞っている理由が良く分かりますね。
となると、男性に比べて女性は運転に自信が無かったり、ぎこちなかったりするので、肝心な乗り易さや、運転し易さなどが追究されます。
MRワゴンwitの特性・・・
MRワゴンwitについての簡単なスペックを紹介します。直列3気筒DOHC12バルブVVT(54馬力)とDOHC12バルブインタークーラーターボ(60馬力)を搭載している。インパネシフトの4速オートマチックのみ。
MRワゴンに追加されたデザインが、フロントグリルが平面的から少し突出した感じのより厚みのあるデザイン、ローリアバンパー、フォグランプやローダウンサスペンションにグッとくるアルミホイールを装備されている。
室内には落ち着いた装いを持てるように黒を主に採用している。
グレード・・
GS・・・・・・・フロントバンパーと14インチアルミホイール(メッシュ)、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付きドアミラー、オーディオレスにするかどちらかのセットオプションが可能
XS・TS・・・・・ヘッドランプにオートライト機能+運転席・助手席に照明付きバニティミラー、インサイドドアハンドルとATシフトノブボタンにメッキを使用しており、エアコンルーバーリングにも同仕様
改良されモデルチェンジしたMRワゴンwit
2013年にモデルチェンジを遂げ登場した。おもちゃのような車体から丸みのあるMRワゴンwitから、一皮むけたかのような上質と上品の両方を際立たせた趣の感じられる仕上がりだと思います。室内の色使いも落ち着いた感じで、ワンランク上の、というよりも気品をイメージしてデザインされているのが良く分かります。
最も、素晴らしいところは・・・良く耳にされた人もいると思いますが、減速する時に小型リチウムイオン電池を使用することでエネルギーの無駄を省くシステムのエネチャージ。
そして、停車する前の減速する時の(13km/h以下で)エンジンを停止させる新アイドリングストップシステム、新アイドリングストップしている間、車内に冷風を送り室内の快適さを持続させることもできるエコクールなどにより無駄なエンジン動力を抑えている。インタークーラー装置を備えていない自然吸気エンジンを利用することで直接シリンダー内に燃料を噴射することで温度を下げることも可能になった。
デメリットは、燃料と空気が上手く混合しないと、更に噴射する燃料が必要になるといったことにもなるが、そこも上手くカバーした結果、燃費を抑えることを実現し可能にしたのでしょう。
その他にも、過給エンジンに比べて構造がシンプルで軽量にできたことによって、軽自動車にとってのエンジンの重量の負担はかなり大きいので、その負担を減らせたこと、そして、過給エンジンは、エンジンの回数が高回転に達するとトルクが下降傾向になるが、自然吸気エンジンはガスの排気効率で消耗される抵抗がないから、高回転までスムーズにトルクを発揮することが可能にするだけではなく持続できるという利点もすばらしい。
これをすべて総括して低燃費につなげている。最後に、無駄をなくすということで、自然吸気エンジンがスポーツカーやGTカーに多くの支持を得ている所以もあるのです。
馬力に関しては、劣るともいえるが、そこで位相式可変バルブタイミング(VVT)と副変速機構付CVTにより出力をあげることが必須となり採用している。
とことん低燃費を追究した結果のMRワゴンタイプwit
タイプTS(ターボ1)に関しては、25.0km/L~27.0km/Lまでは可能な限り走行できます。
タイプLS・XSでは、27.0km/L~30.0km/Lという結果です。
ちなみに、エコカー減税である免税の対象車になっていることから、地球環境に対してのエコをしっかり取り入れた結果なのもうかがえますね。