現在も軽のトールワゴンの人気は好調ですが、スバルが初めてこの手の販売を行った「ステラ」という車はどうなのでしょうか。
今回は「ステラ」と「ステラ カスタム」について紹介していきますので、気になっているという方は是非参考にしてみてください。
まずこの車が販売されたのは2006年6月。販売当初は「楽しい関係空間」をコンセプトとしながらターゲット層を女性に絞り、
乗り心地の向上に加え「ベビーカーの乗せやすさ」「後席への乗りやすさ」「チャイルドシートへの乗せやすさ」「後席赤ちゃんへのアクセス」
などに重点をおき、室内の広さにこだわり持って開発された車であり、当初この車の販売目標は月間で5000台とのことでした。
さて、この車のモデルラインナップはどのようになっているのでしょうか?
まず大きく分けて標準系の「ステラ」と、カスタムモデルの上級スポーティ系「ステラ カスタム」の2タイプに分かれている。
さらに具体的にはグレードで分けると標準モデルのステラが「L / L スマートアシスト」「G / G スマートアシスト」「GS / GS スマートアシスト」となり、
スポーティモデルのステラ カスタムは「R / R スマートアシスト」「RS / RS スマートアシスト」というグレードになっています。
価格帯はスタンダードモデルで1,134,000円から上級モデルで1,506,600円となっており、
一方カスタムの方は質の高いプレミアムモデルで1,404,000円からスポーティモデルで1,744,200円となり
「G / G スマートアシスト」と「RS / RS スマートアシスト」のみエンジンがDOHCインタークーラーターボの設定です。
というようなモデルラインナップとなっているわけですが、ここでやはり人気となってくるのがスポーティモデルである「ステラ カスタム」でしょう。
その車両の装備面でいうと、まずローダウンサスペンションがついてくる。
そして大径フロントスタビライザー(2WD車はリアスタビライザーも装着)、さらにフロントに13インチベンチレーテッドディスクブレーキなどを採用しているなど
足回まわりを中心に強化されており、その他でも15インチアルミホイール(タイヤサイズ:165/55 R15)や、モモ製本革巻きステアリング、
ブルーエコシグナルメーター専用ルミネセントメーターなど、カスタム面でもかなりスポーティさを強調する充実したパーツが装着されているのです。
また、ボディカラーも実に豊富で、「ファイアークォーツレッド・メタリック」「ナイトシャドーパープルクリスタル・メタリック」「トニコオレンジ・メタリック」
「ディープブルークリスタル・マイカ」「パール・ホワイトⅢ」「ブライトシルバー・メタリック」「メテオライトグレーイリュージョナル・パール」「ブラック・マイカメタリック」の全8色という
多彩なボディカラーが用意されており、うち「ナイトシャドーパープルクリスタル・メタリック」「ディープブルークリスタル・マイカ」「パール・ホワイトⅢ」の3色が21,600円高とされております。
さらに、この車の特徴としてツートンカラーというバージョンも用意されているのも面白い。
このツートンカラーというのは、ボディとルーフが塗り分けられているツートンカーラーでステラ カスタムの特徴的とも言えるカラーバリエーションです。
バリエーションは全部で5種類で「ブラック/ファイアークォーツレッド・メタリック」「ブラック/トニコオレンジ・メタリック」「ブラック/ディープブルークリスタル・マイカ」「
ブラック/パール・ホワイトⅢ」「ブラック/ブライトシルバー・メタリック」が選べるようになっており、通常のボディカラーとツートンカラーを合わせるとナント13色のパターンから選ぶことが可能となります。
こちらのツートンカラーを選ぶと54,000円高となるのですが、ルーフがブラックに塗り分けられているとアクセントが効いてとても引き締まった印象にしてくれるので、オススメなカラーバリエーションと言えます。
また「RSシリーズ」で採用されているターボエンジンは、660cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジンの最高出力は47キロワット(64馬力)/6400rpm、最大トルクは92ニュートンメートル/4000rpm。CVTを組み合わせており、
燃費は1リットル当たり27.4キロ、AWD車は25.6キロというターボエンジンで力強い走りを実現しながら低燃費性能もしっかり充実させていので、もしこの車を購入するならばターボ車がオススメということになるでしょう。
というわけで、ここまでステラ/ステラ カスタムについて紹介してきましたが、さすがはクラストップを謳うだけあっての広さを感じさせる室内空間や、
軽自動車だとは思えないほどの上質感のあるインテリアや、快適装備の充実、豊富に設定された収納スペースなど、トータル的に見てもそつがない車と言えるでしょう。
今後軽自動車の購入を検討する際は、こちらの車も検討候補として入れても良いかと思います。特にカスタムバージョンはおすすめです。