使い勝手が非常に良く、軽自動車ならではの安い維持費で人気の高い箱形軽ワゴン。
そんな人気の箱型軽自動車から、今回はスバルから発売されている「ディアスワゴン」の買取相場について紹介していきますので、この車の買取相場は良いのか?それとも悪いのか?
気になる人は是非チェックしておいてください。

使い勝手バツグン!ディアスワゴン

まずこの車は、同社から発売されている「サンバー」の姉妹車にあたります。
「サンバー」は商用車の4ナンバータイプ、「ディアスワゴン」は乗用車の5ナンバータイプとなっており、ダイハツ「アトレーワゴン」をベースにOEM供給を受けて作られた軽自動車となります。
ちなみに、スバルはすでに軽自動車開発から撤退を表明していることから、今後スバルから発売される軽自動車についてはダイハツが手掛けることになっているのです。

ディアスワゴンは「デザイン性」「機能性」にも優れている

この車のエクステリアはとてもチカラ強さが感じられ、メッキ調のフロントグリルや大きめなバンパーが印象的です。
またインテリアに関してもアイボリーを基調とした開放感あふれる上質なデザインとなっており、室内空間の広さはもちろんのこと、箱型軽自動車の中でも高い性能を持っている車と言えます。

ディアスワゴンの買取相場はいったい?

では本題であるこの車の買取相場について紹介していきたいと思います。
まずこの車のグレードは大きく分けて3種類で「LS」「RS」「RSリミテッド」という設定で、一番低価格なグレードは「LS」の1,409,400円、一番高額な車両は「RSリミテッド・4WD」の1,744,200円となります。
いずれのグレードもターボエンジンを搭載しておりパワフル且つスムーズな走行性能を発揮してくれるので、軽自動車特有である力不足さといのはそれほど感じることのない車です。

次に中古車市場においてのディアスワゴンの流通量を調べてみたところ、この車の流通量は非常に少なく、全体でも200台を切る珠数となっており、珠数の少なさや箱型軽の人気を考えますと、この車の買取相場も良い水準であると言えます。
また、この手の軽ワンボックスというのは新車市場よりも中古車市場での需要が高くなる傾向にあります。
というのも軽ワンボックスは荷物が沢山積めるという理由から仕事用として使う人が多く、その大半が「仕事で使うだけだし走れば十分だ!」という考えの多くが中古車を求めるのです。

では実際どのくらいの買取相場になっているのかといいますと、
一番高額な相場となっているのが平成27年式の「RSリミテッド・4WD」で105~130万円となっており、
その次に平成26年式の「RS・4WD」で99~124万円、
さらに平成25年式「RS・4WD」で86~109万円 と続き、
上位に入っているのはいずれも4WDモデルとなっており、高額査定において4WDの必須とされています。

なんと言ってもこの手の車両は“買い替える人が少ない”というのが人気要素のひとつです。
売却する人がいないとなれば、中古車市場に出回る台数も減ってくるのは当たり前。
中古車の台数は減る一方で、依然軽ワンボックスのニーズは高い。
という一連の流れが、この車の価値を上げ、さらには買取相場も高くなりやすいということなのです。

ということは、この車の状態が良ければ良いほど高額査定を狙うことができるでしょうし、ナビやETCなどの走行などに便利な装備品がついていると査定も尚さらプラス評価となります。
軽ワンボックスの特徴を最大限活かせば、きっと良い査定を受けることの出来る車と言えるでしょう。

最後にディアスワゴンの買取相場についてのまとめ

ディアスワゴンは軽自動車の中でもトップレベルの広い室内空間を持っている車両となります。
中古車市場での人気も高いとされているので査定を受ける価値は十分にあります。
ですから多少面倒でも多くの買取店を回られることをおすすめします。
「ここでいいや!」などと適当に売却してしまうのは非常にもったいない結果に成りかねませんので、少しでも高く売却したいのであれば、出来る限り買取店は吟味しましょう。