復活を遂げたスバル・プレオ。
スバルが販売するこのプレオは一度生産終了となった車両なのですが、その後ダイハツ・ミラをベースにOEM供給を受け、見事復活を果たした車となっています。
そんな復活を果たしたプレオだけに、その買取相場が気になるところであります。
今回はそんな気になるプレオの買取相場などを調べてみましたので、ここでご紹介したいと思います。

スバル・プレオとはこんな車?

この車は1998年にスバルが展開する富士重工業が販売しているトールワゴンタイプの軽自動車で、その後2007年以降は商用グレードのみの販売となり、遂には同社「ステラ」の登場に伴い、商用モデルであるプレオ、さらにはボンネットバンタイプも2010年に生産が終了となってしまいました。
だがしかし、生産終了となったおよそ4ヶ月後、ダイハツのミラからのOEM供給を受け、ハッチバック型の軽自動車として見事復活を果たしたのです。

この車は丁度いいボディサイズでありながら軽自動車としては十分な室内空間、それでいて低燃費でとても実用的な軽自動車として、幅広く支持されている車なのです。

プレオの買取相場は一体?

ダイハツのミラからのOEM供給を受けている現行モデルのプレオは基本的のベースはミラと同様となりますが、チルトステアリングや運転席シートリフターなどといった機能が標準で装備されているといった違いもあり、この車の商用モデルにはキーレスエントリーや盗難警報装置などが搭載されているモデルも用意されているなど、機能性も充実した内容となっています。

ただ、この車は現在MT車のみのラインアップとなっていることから、人気的には同社販売の「プレオ・プラス」の方があると言えます。
このような軽自動車でMT車をわざわざ選択する人はそう多くはないと思われるので、この車の買取相場はあまり期待できないものとなるかもしれません。
また、過去に販売されていた車両を見てみても、他車の軽自動車に比べ人気も若干劣ってしまっていることや、中古車市場でのプレオの珠数も多く出回っていること、そしてスバルが販売する「ミラ」の人気も考慮しますと、買取相場以上の査定額を得るのは難しいのが現状であると考えた方が良いす。

そこで、比較的新しいモデルである平成23年式から平成27年式の買取相場を見てみますと、この車の買取相場はおよそ26万円から64万円となっております。
ちなみにここで言う一番安い査定額となっているモデルは平成24年式の「F」グレードで、一番高額なモデルは平成27年式の「F スペシャル」となっています。

ただ軽自動車においては他にも強力なラインナップがひしめいており、かなり競争の激しい車枠となりますから、他車と比べてしまうとやはり存在感は薄いのかなと、感じざるを得ない状況です。

プレオの売却を考えるならやっておきたいこと

この車の様に使い勝手が良く普段使いとして、仕事用として、足車で使用するといったユーザーが多い車となります。
この車で走り回るといったことが考えられますので、エンジン系などのメンテナンスはしっかりやっておきましょう。
車を売却して、次に購入する車の資金の足しにしたいと考えているのであれば、普段から使い方には十分気を使いましょう
特にシートなどにシミなどつけないようにしたりするなど少しの気遣いで、意外と査定額に差が出ることもあります。

この車の買取相場は、さほど高い額とは言えませんが、基本的に「利便性」「経済性」「快適性」などしっかり今の時代に沿った車両となっているので、中古車市場でもまったく需要がないというわけではありませんので、査定をしてもらうその日までやれることはしっかりやって、1円でも自分の愛車の査定が上がるよう、普段からのちょっとした気遣いは忘れずにおこなうようにしてください。