ダイハツといえば、真っ先に思いつくのが軽自動車です。
実用性の高さだけでなく、運転の愉しさなども重要視しており、エッセもその中の一台であります。
カジュアルなデザインで女性受けも良く、便利な車として人気を得ていた車ではありましたが、果たしてこの車の買取相場はいかがなものか?
エッセとは
2005に登場したこの車は軽自動車の本質を徹底的に追求し、販売価格もかなり安く絞りこんでいるので購入しやすく、スタイルもお洒落な可愛らしい感じが女性に人気で、近所への買いものや、通勤、さらには子供の送り迎えにも最適な車です。
ただコストダウンをはかっているためであろう内装には鉄部分を敢えて露出させている所も見受けられる。
内装などは一番コストダウンをはかれる部分でありますので致し方のないことで、この車の魅力の1つと捉えれば良いかも。
そんなエッセも2011年に 実質的な後継車種となる「ミライース」の登場に伴い販売終了となったのです。
とういように、この車は約6年という期間を活躍していた車ですが買取相場はどのような状況なのか。
エッセの買取相場は今
中古車市場でのこの車の販売在庫台数は1千台ちょっと。ということで結構流通していると言えます。
また、この車は手ごろな価格帯ので、中古車市場での人気も高い車種となっています。
中古車市場で人気のあるということは、その分買取相場も安定して良い水準を保ちますから、状態の良いエッセであれば高い水準での買取査定が見込めます。
一方で、この車のもとが安値での設定であり、さらに少々古さを感じさせる車両となるので、状態があまりよろしくない、という場合は査定が付きにくいという事も多々ありそうです。
ではここで、この車の比較的新しめな年式の買取相場を見ていきます。
・平成19年式「X・4WD」、「カスタム」で24~31万円。
・平成21年式「カスタム」で22~28万円、「VS メモリアルエディション」で26~33万円。
・平成22年式「D」で25~32万円、「Xスペシャル」で31~39万円、「カスタム」で34~43万円。
・平成23年式「X」で21~27万円、「カスタム」で34~43万円。
という買取相場になっており、最も相場の高いとされている平成23年式「カスタム」は99万円ですから、5年落ちでまだこのくらいの買取査定がついているのですからこの車の買取相場は良いと言えます。
ですかやはり古い車だけあり、初代モデルや2代目モデルとなると1万円~2万円付けば良い方で、最悪買取価格が付かないという事態も大いに考えられるので、その辺の覚悟も必要かもしれません。
カスタムベース車としても人気
この車はカジュアルで可愛らしさのあるスタイルから女性に人気のある車種でありますが、一方で、走りを重視したチューニングや改造などのカスタムを目的としている男性にも人気がある車です。
そういったドレスアップを目的としているユーザーには最初からある程度チューニングが施されている車両だったり、アルミホイールやローダウン、エアロパーツなど見た目がカッコ良くドレスアップされていると、その分ターゲット層も広がり、買取査定においても評価されやすくなります。
ただドレスアップというのはどの程度やっていれば良いなどの基準はなく、あくまで買い手の目が基準となるので、あまりにも派手で個性的に改造してしまうと、かえって減点となる可能性もあるので、「程ほど」が丁度良いです。
エッセの買取相場についてのまとめ
今の時代、軽自動車というのは一番人気がありもっとも売れる車となっています。
エッセは2011年に生産、販売が終了となっているとはいえ軽自動車作りには定評のあるダイハツが送り出した車です。
車両の状態や条件などが揃えばこの車の買取相場において高い水準で取引できる可能性のある車と言えますので、今後ダイハツ・エッセを売却するならば、軽自動車をメインに扱っているお店に相談するのが一番近道かもしれません。