お洒落な軽自動車として人気の高いキャスト。
この世に誕生してまだ真新しい車であるキャストですが人気は好調に伸びており、ダイハツはこの車の月間販売目標台数を7000台と設定していたのですが、その目標台数である7000台をゆういに超す15000台に達しているという超人気ぶり。
そんな好調ぶりを見せるキャストだけに買取相場がどうなっているのか!?
今回はそんなキャストの買取相場の現状を紹介していきたいと思います。
人気の軽自動車、キャストとは
この車は「生活を彩る自分仕様の軽自動車」というコンセプトのもと開発され、2015年9月に登場し、「ムーヴ」「タント」などの軽自動車を主力商品としているダイハツの柱的存在となっているのです。
この車はムーヴをベースとしたハイトワゴンとなっており、競合車を挙げるとすると、ホンダが出している「N ONE」となります。
さらにターボエンジンが設定されている「ターボ SA II」もラインナップされており、そのレベルはスズキ「アルト ターボ RS」に匹敵するような、そんなスポーティな走りも楽しめる内容の車です。
キャストの買取相場の現状
まずこの車の現行モデルラインナップは「Gターボ SA Ⅱ」「G SA Ⅱ」「X SA Ⅱ」「X」の4種類。
駆動方式は2WD、4WDそれぞれ設定があり、トランスミッションは全車CVTを採用。
なかでもスポーツタイプである「Gターボ SA Ⅱ」は一番上級グレードとなり、その価格は2WDモデルで1,517,400円、4WDモデルで1,641,600円という価格設定です。
一方低価格モデルは「X」で、価格は2WDの1,220,400円、4WDで1,344,600円という価格です。
この様に、この車の新車販売価格を見る限り、軽自動車の中では比較的価格の高い部類に入る車両ですので、「軽自動車に正直そこまでは出せないけどこの車が欲しい!」というユーザーは中古車を選択するパターンが多く、そのようなことから、この車の買取査定についても高値が付きやすいと言えます。
また、この車両は2015年に発売で、初度登録年が最近ということで非常に流通台数が少ないこともあり、買取の相場も高い基準を保っておりまして現在の査定額の平均は128.7万円です。
ただ、ここで注視しておきたいことが年月の経過で車両価値が落ちるということです。
買取相場というのは日々変動していくもので、現に今現在の買取額の平均が128.7万円なのに対し、半年前の買取相場の平均金額は137.6万円でしたので、比べると8.9万円値下がりしていることになります。
これが更に1度目の車検時期に近づいてくると、売却し出すユーザーも増えると同時に中古車市場での流通量も増え、この車の価値も下がり買取査定も急激に下がってしまうなんていう可能性も考えられるのです。
もし、この車の売却するタイミングだけを言うならば、1回目の車検が来る前に売却を考えた方が得策とは言えます。
でも、それ以降でも査定価格に期待のできる車です。
お洒落なスタイルのキャストはドレスアップも人気
丸目ヘッドライトやツートンカラーが選べるこの車はとてもお洒落でドレスアップ好きなユーザーも多い。
特にインテリア関係のドレスアップについては査定の評価も上がりやすく、シートカバーやインテリアパネル、さらにはナビはスピーカーなど追加している車両は評価も高い。
また、外装のドレスアップに関しては大して評価の差は感じられませんが、アルミホイールやローダウンぐらいのドレスアップだと高く評価されることも多いです。
逆に大きいエアロパーツや派手はマフラーなどの購買層が限定されてしまいそうなドレスアップだと、買取査定もマイナスになってしまう場合があるので注意が必要です。
最後にキャストの買取相場についてのまとめ
これまでキャストの買取相場について紹介してまいりましたが、現状、この車の買取相場は比較的高い水準を保っていると言えます。
とは言え買取相場というのは生き物と一緒で、車両が古くなればなるほど価値は下がり、相場も一気に下がる傾向がありますので、今後車を売却しようと考えた際には現在の買取相場の現状をちょくちょく知っておく必要があるということを覚えておいてください。