ダイハツ・タントの買取相場を知るために・・・
2003年にダイハツから発売された軽自動車がこのタント、この頃軽自動車での主流となっていたのがハイトワゴンと呼ばれるクルマです。
その後そのハイトワゴンをさらに上回る広い室内空間をもったスーパーハイトワゴンが登場したのです。

そのスーパーハイトワゴンがダイハツ「タント」ということです。

もちろんタント以外にも、スズキのスペーシアやホンダのN-BOXなどのライバル車はとても多く存在しておりますが、
その中でもタントの人気は一歩抜きに出ていると言っても良いでしょう。

現にダイハツ「タント」は2014年の上半期、最も日本で売れたクルマとなっております。
また、2013年に現行モデルである3代目が登場し、旧型2代目で採用されていたセンターピラーレス構造とさらにスライドドアを組み合わせた、
いわゆるミラクルオープンドアという構造にし、圧倒的な広さ、そして使い勝手の良さを徹底的に追及しました。

その結果、2014年の上半期には軽自動車とう枠をも越え、他のクルマを含めてた全新車販売台数で1位を記録するなどタントは由緒あるクルマと言えるのではないでしょうか。

もちろんタントの人気は中古車市場においても健在で、買取相場での査定も比較的高く、現に高額で売却してもらったという例もあり、
若者からファミリーなど高いニーズを誇っているモデルだけに、想像以上の買取価格で売却の期待がもてると考えても良いでしょう。

さらには中古車市場において最も人気のあるタントのグレードとなるのがやはりカスタム仕様であるタントカスタムとされております。

他のメーカー、例えばN-BOX、スペーシアなど、カスタムグレードが存在しておりますが、その中でもタントカスタムの人気は強いと言われております。

カスタムグレードには、ほとんどと言っても良い程ターボエンジンが搭載されているケースも多いため、スーパーハイトワゴン系で少々大きいサイズともなると、軽自動車のエンジン(660cc)だと少々力不足を感じがちですが、その分ターボで力不足を補ってくれるという意味でもカスタムグレードの人気は高くなっているようです。

ただ、ターボと聞くと必然的に思われがちなのがやはり燃費の低下です。

ターボだと燃費が悪いのではないかと思うところですが、タントの場合だとターボでも通常よりおよそリッター2キロ程しか変わらないというから優秀だと言えます。

そんな背景からして見てみても、中古市場でのタントカスタム人気も納得のいくものだと感じます。

一方タントカスタムではなく、通常グレードのタントの場合では、買取業者によって査定額の付け方の幅が差があると言われており、最大でも200,000円程の差がでることもあるようです。

ではタントの中古はどのくらいで売られているのかと言うと、タントの中古車販売価格では、およそ100万円~160万円という価格帯が大半を占めており、
タントの新車価格はおよそ120万円~180万円と新車の価格と比べても中古車価格はとても高い残価率となっています。

さらにオプション装備まで言うと、スマートアシスト装着車はかなり高値での売却が期待できるようです。

ただこのスマートアシスト装着車は3代目からとなります。
スマートアシストが装着されていないタントであっても2011年に実施したマイナーチェンジによって、アイドリングストップやエネルギー回生システムなどを搭載しおり、
現行モデルではなくても、特にマイナーチェンジ後のモデルについては、高値での売却が期待できます。

というわけで、基本的にダイハツの「タント」は買取相場でもとても高い水準を保っており、タントを売却するとなるととても有利なクルマと言っても良いでしょう。
とは言っても全てのタントに高値が付くというわけではないので誤解のないように。

では最後にタントを一円でも、一万円でも高く査定してもらえる方法はどんな点なのでしょうか?。

その最大のポイントとなるのが「見た目です。」

見た目と言ってもアルミホイールとはエアロパーツなどのドレスアップをしているかどうかではありません。

あなたのタントを見た時の第一印象が大事なのです。

あなたのタントを査定する査定士も機械ではなく人間なのです。
泥だらけで汚いクルマよりピカピカに磨き上げられたクルマの方が当然良いですし、
メンテナンス面でしっかりしているなという印象を与えるので査定のプラスに働くことの多いのです。

ですから、あなたのタントを査定してもらう前に、必ず洗車場やガソリンスタンドで外装も内装も綺麗に掃除をにしてから査定してもらうことが、タントを一円でも高く査定してもらう、簡単で誰にでも出来ることです。

もし、タントを売却する時は是非お試しください。