今のこのご時世、コンパクトカーや低燃費車がとにかく売れる時代。
そんな時代の流れに沿って作られたのがこのミライースです。
初代ミライースが誕生したばかりでまだ新しい車ではありますが、そろそろ売却しようかな?なんて考えているオーナーさんも少なくないはず。
今回は、そんなミライースを売却しようかと検討中の方へこの車の買取相場について紹介していきますので、今後ミライースを売却する時の参考材料のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
ミライースの特徴はやっぱり低燃費
ダイハツの中心を担っている車両と言えばミラと言っても良い。
ミラの歴史はとても古く、初代が登場したのは1980年で元祖軽自動車として多くの高い支持を得た車両です。
ミラにはいくつかの車種が存在する中で、2011年に新登場したのが「ミライース」です。
ダイハツはこの車のコンセプトを「第3のエコカー」として、ガソリンエンジンでありながらもハイブリッド並の低燃費を実現。
燃費数値もJC08モードで35.2㎞/Lという驚きの数値を実現させ、多くの注目を浴びる車となったわけであります。
ミライースの買取相場を知る
現在この車のモデルは特別限定モデルが発売されておりますが、通常の現行モデルのグレードは実に豊富で10種類以上のラインアップ。
なかでも最も安いグレードである「G」については76万円からという100万円を切った価格設定。
一番高いグレードの「Gf SA」でも131万円から、という低価格設定で、実に今の時代の価値観に沿った価格設定と言えます。
また、全車においてCVTを採用しているのでとても静かで滑らかな走りが感じられる車です。
そしてこの車の買取相場ですが、ハッキリ言うと現状あまり高い水準ではありません。
その要因としてあげられるのが、この車の生産時の台数が多すぎたということで在庫となってしまい、在庫として残ってしまった車両を一度登録をし、その後中古車市場へ卸すということが多くおこなわれたため、中古車市場においてこの車の珠数がかなり多く出回っていることから査定額を下げている要因なのです。
ということを考慮すると、車の状態次第では少々厳しい評価もいたしかたのないです。
そんな中でも期待できるのは2013年に実施されたマイナーチェンジ以降のモデルです。
このモデルからは「e:Sテクノロジー」が進化し、チェーンの低フリクション化やCVT制御の見直しなど様々な個所の改良がおこなわれており、さらにはこのモデルからは発売から年月もそれほど経過しておりませんので、買取相場においても期待の出来るモデルとなります。
また、スマートアシストなどといった装備がある車両については尚良いです。
ダイハツ・ミライースおよその買取価格相場を見てみましょう
では実際のところこの車はどのくらいの買取相場がついているのかと言いますと、
・2011年式の初代モデルで20万円~40万円前後。
・2012年式で34万円~50万円前後。
・2013年式で41万円~68万円前後。
・2014年式で47万円~75万円前後。
・2015年式で56万円~91万円前後。
・2016年式で68万円~97万円前後
というような価格帯でミライースは取引されています。
この車はグレードによって装備品が大きく変わり、「G」グレードはナビゲーションなどもついておりません。
装備品の有り無しでの大幅に変動することはないかもしれませんが、付いていない車両に比べれば査定は上がります。
ダイハツ・ミライースの買取相場についてのまとめ
この車の最大の魅力は「低燃費で車両価格もリーズナブルな軽自動車」ということが魅力です。
こういった車両のように維持費の安い軽自動車という点で言うと今の時代かなりの強みになります。
ただ、やはり気になるのが中古車市場での珠数の多さということでしょうか。
そういった状況下にある車両は、年式が古かったり走行距離が多かったりすると、買取査定額も下がる傾向にあるので、その様な車両についての高い査定額はあまり期待できないと言えます。