クラッシックカーを思わせるようなデザインが人気のダイハツ・ミラジーノは、販売開始からおよそ10年間、コアなファンからの熱い支持を受けながら販売されてきた車で、生産が終了となって今でも中古車市場ではこの車を求めるファンも存在しています。
となれば気になってくるのがこの車の買取相場です。
随分前に生産が終了している車ですが、どのくらいの査定額が見込めるのでしょうか?
今回はダイハツ・ミラジーノの買取相場について紹介していきます。

ダイハツ・ミラジーノってどんなクルマ?

この車は「ミラ・クラシック」の後継車として販売され、クラッシック調のレトロな雰囲気と丸目ヘッドライトが特徴的で、内装であるインテリパネルも木目調のパネルを採用するなど軽自動車にしては高級感が感じられる車となっています。
また、エンジンは直列3気筒DVVT可変バルブタイミング機構を持つ58馬力のツインカムユニットを搭載されており、加速性能も十分発揮してくれるので高速走行時も非常に安定した走りが可能です。

もちろんこの車は軽自動車ですので小回りが利きハンドリング性にも優れ、それでいて走りもキビキビ。
なんと言っても車自体のデザインも良いので長年乗っていても飽きのこないといった車です。

クラッシック風で人気のあったミラジーノですが、この車の買取相場はどのようになっているのでしょうか?

ダイハツ・ミラジーノの買取相場は?

この車の最終モデルとなるのが2009年式で、今からおよそ7年前の車両となるのですが、中古車市場では比較的人気の高い車となっています。
その要因として考えられるのが、やはりクラッシック風や丸目ヘッドライトなどお洒落なエクステリアにあります。
5年以上が経過してもデザイン性に古さを感じさせず、まだまだ需要があるわけですから、今後もこの車の需要はしばらく続き、その買取相場も安定した水準をキープしていくと思われます。

さて、この車の中古車市場でのメインとなる車両は最終モデルである2代目。
この2代目のモデル展開としては「L」「プレミアムL」「プレミアムX」「ミニライト」の4モデル展開で、なかでも「プレミアムL」は特別限定車となっています。
価格は一番低価格な車両で「L」の987,000円で最上級モデルである「ミニライト」は1,386,000円となっております。

続いてこの車の詳しい買取相場のおよその価格帯を「平成18年式から平成21年式」の車両で見てみましょう。
まず、平成18年式「プレミアムX・4WD」でおよそ37~46万円、次に平成19年式「ミニライト」でおよそ42~54万円。
そして同年式の「プレミアムX」では45~57万円。

そして買取相場的にも一番多い平成20年式モデルというと、
「プレミアムL」でおよそ42~58万円、
「プレミアムX」でおよそ44~56万円という相場になっています。

そして最も新しいモデルの平成21年式「プレミアムL」でおよそ48~61万円という買取相場となっており、この買取価格帯を見てもわかるように、年式にはあまり左右されず一定の査定額が保たれていることが分かります。
それだけこの車の需要がまだまだあると考えて良いでしょう。

ミラジーノはカスタムにおいても人気

ミラジーノのエクステリアはとてもお洒落な作りということから、ドレスアップに興味のあるユーザーも少なくない。
特にローダウンやアルミホイールなどの足回り系のドレスアップや、シートカバーやナビゲーションなどの装着車両は人気であり、そういったカスタマイズされている車両についてはプラス査定が望めるという可能性があります。
ただ、やり過ぎたドレスアップはかえって悪い印象を与えかねませんので、あくまでも純正プラスαといったところです。

ダイハツ・ミラジーノの買取相場についてのまとめ

生産終了してから約7年程が経ちますが、この車自体まだ人気はありますし、買取相場もしばらくは今の状態をキープしていくでしょう。
とは言ってもやはり良い査定を望めるのは上質な状態である車であり、何でもかんでも良い査定が出るかと言うとそうではありません。
もちろん走行距離が10万㎞以上だったり、ガタがきている車両については相場以下の査定になることも多々ありますので、一度買取店に出向き、自分の愛車が現在どのくらいの査定がつくのか見てもらうのも、今後の参考になります。

ミラジーノは基本的にはまだまだ人気のある車ですから、諦めず一番良い査定額を出してもらえるお店を見つけ出しましょう。