2015年7月に一部改良するとともに、スペイド・F“Queen”という特別仕様車として発売されました。
今回の一部改良により、特別仕様車となったこの車はどのように改良されたのか!?
トヨタ・スペイドとは
まずこの車は2011年に生産が終了した「ラウム」という車両の実質的な後継車種にあたり、2012年にフルモデルチェンジした「ポルテ」と同時に発表された新型車でもあります。
すなわち「スペイド」と「ポルテ」とは実質姉妹車という関係となります。
特別仕様車となってどのような仕様になったのか!?
今回一部改良を受けたスペイドの特別仕様車は「F」モデルをベースとし、「スマートエントリーパッケージ」と「HIDパッケージ」を装備し、外装を若者向けにメッキ部分を増やし、内装もブラックというシックなイメージとなるよう統一し、よりスタイリッシュでエレンガントな車となっています。
ちなみにスマートエントリーパッケージの内容ですが、スマートエントリーやエンジンスタートシステム、さらに盗難防止システムがつき、HIDパッケージでは、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプとライト自動点灯・消灯システム・ランプオートカットシステムがついたコンライトのパッケージとなっています。
また、この車はトヨタ独自が開発する、外して丸洗いの出来るシート「ウォッシャブルカバーシート」が装備されているので、シートが汚れた際簡単に洗えてとっても便利で実用的なのです。
また、そのシートデザインもブラックにモノトーンのストライプをあしらった特別仕様車専用なデザインとなっているのも嬉しいところであります。
スペイドの外装はどのような感じ?
特別仕様車となって登場したこの車の外装の第一印象だが、とにかくメッキパーツが増えたという印象がある。
フロントグリル、電動格納式リモコンドアミラー、バックドアガーニッシュ、アウトサイドドアハンドルにメッキ加工が施されおり、さらにアルミホイールにはスーパークロームメタリック塗装樹脂フルキャップとなっており、メッキパーツをふんだんに使用した特別仕様な外装となっているので、とても高級感が感じられる仕様となっています。
また内装では、レジスターリング、シフトレバーベゼル、インサイドドアハンドルにこれまたメッキ加工を施してあり、ドライビング時にとても視界に入りやすい位置に設置してあるセンターメーターがこの車のポイント箇所とも言えるでしょう。
ボディカラーは全部で9色
この車のボディカラーは
「ホワイトパールクリスタルシャイン」
「シルバーメタリック」
「ブラックマイカ」
「スーパーレッドⅤ」
「ボルドーマイカメタリック」
「ダークブラウンマイカメタリック」
「スパイシーカーキパールクリスタルシャイン」
「シトラスマイカメタリック」
「ライトブルーマイカメタリック」
の全9色から選ぶことができ、そのうち「ホワイトパールクリスタルシャイン」だけは30000円の高となっています。
スペイド特別仕様車の燃費はどうなの?
今や燃費が良いのは当たり前という時代となってきましたが、一部改良されたこの車の燃費は?というと、この車のエンジンは、1.5L直4 ガソリンエンジンが搭載されたおかげで以前より燃費向上が図られており、さらにアイドリングストップ、アトキンソンサイクル化、クールドEGR、回生強化、電動VVT-iEなどの採用により燃費が向上しJC08モード燃費22.2km/Lという数値で、このクラスでは優秀な燃費数値と言えるでしょう。
スペイド特別仕様車の新車価格
ここで気になるのがこの車の価格ですね。
ということで価格を紹介しますと、スペイド特別仕様車 F“Queen”2WDで1,884,109円となり、同グレード4WD仕様では2,035,309円という価格設定となっております。ちなみにこの車の標準モデルの価格帯は、1,635,709円から1,861,527円となっており、この車の標準モデル「G」を検討するのであればそれ程差のない特別仕様車の方がお得感が感じられます。
最後にスペイド特別仕様車について
スペイドの特別仕様車について紹介してきましたが、この車は基本的には使い勝手を重視したコンパクトカーです。
ミニバンにしては両側開きのドアではないのが少々不便とも言えるのだが、使用していればそれほど気になるほどでもないと思います。
また、運転しやすいボディサイズで多くの箇所にメッキパーツが施されているドレスアップ車となるので、ドレスアップに興味がある方には良い車と言えるのではないでしょうか。