これまでと変わらないパッソ
新型の話の前に、元々パッソはデュエットの後継者としてトヨタとダイハツの共同開発により、2004年6月に発売されたが、当初は売り上げが3倍を超えるなどの好調なスタートをきり、その後、2006年12月には、タイプG・Fパッケージではフロントベンチシートを装備するようになったが、2009年にもタイプXイロドリも同様ベンチシートを採用し、2010年のタイプパッソ+Hanaも同様のシートデザインを施している。
基本的なデザインは残しつつ、2010年にはフロントフォグランプを追加され、フロントバンパーを含めライトの形とマニュアルレベリング機能付きマルチリフレクターハロゲンヘッドランプを採用、ボンネットの先端が丸みのある形になっていること、リヤコンビネーションライトを含め立体的な曲面を描くような仕上がりで、とても可愛らしく親しみの感じられるボディーだと思います。
そして、今回のモデルチェンジへと続くなど、すばらしい評価だと認めてもいいと思いますし、まさにされているということが実感できますね。
満足のいく新型パッソ、乗っても満足、質感も満足
ハッチバックのコンパクトカー新型パッソ・・・今回はただのフルモデルチェンジではなく、上質感あふれるキレがあり、メリハリを付けることで、更にシンプルなデザインで、とても優越感を感じられるボディーではないでしょうか。
そして、ターゲットを絞るのではなく、どのような人が乗っても魅力を感じられる、お洒落に乗りこなすといったコンセプトどおりのデザインで、満足のいく新型パッソ。
パッソXシリーズ・・・・カラーバリエーションも満足のいく色彩ですし、何よりも好みの色を選択する時の楽しさも味わえますし、走りを堪能させてくれるような、まるで運転を楽しませてくれる・・そんなイメージである。爽快感あふれる走りを追究したくなるような、本当に走る楽しみも実感できること間違いなし。
今までとは違う、かわいいいからとことん乗りこなそうといった走る喜びをも体感できるパッソ・・・
パッソMODAシリーズ・・オリジナルパッソと違うところは、ツートンでも選択が可能だということ。
少し遊び心が混ざった大人かわいいというイメージがぴったり。フロンライトがまぁるくカットされフロントグリルもバンパーも大きくカットされ絶妙にバランスの取れたデザインからスポーティーで軽やかなイメージが持てます。
こちらも、走ってみたくなる・・乗ってみたくなる、一度見たらどんな人でも・・ついついそ~思ってしまう魅力がありますし、またおしゃれに乗りこなせそうなタイプの個性的とでもいいましょうか、期待どおりのボディー仕上げ。
運転者も走行車も守っている
安全装備もしっかりアシストしてくれる(衝突回避支援システム)ので安心して運転できるのも頼もしい限りです。
走行中に前走者との速度差が60km/h以内であれば衝突を回避してくれる、およそ4~50km/hで走行中に前方40m以内であれば障害物や人などを察知して警報で教えてくれる、車線からずれるような蛇行運転なども警報で教えてくれる、間違えてギアを入れた時でもブザーと警告灯で教えてくれる、信号待ちでよそ見をしても前車が走り出したらブザーと警告灯で教えてくれる、どれもうっかりを防いでくれる優れもの。
でも、突然の飛び出しには対応できません。やはりハンドルを握る限り、あまり頼りすぎるのも危険ですので注意が必要です。
無駄なエンジン作動をなくす・・・
新型となりアイドリングストップ機能を装備し、スピードの減速(およそ9km/h)により、エンジンが自動でストップした状態での進行、その他にも、停車している時もエンジンが止まっており、燃料消費を抑えながら燃料代も減らせ、地球にも優しいので、ダブルで嬉しいのも魅力的ですね。
素晴らしいエンジンを搭載・・
既にアトキンソンサイクルを搭載しているトヨタの車種はいくつかあるが、シエンタ、ヴィッツ、普通車でもクラウンマジェスタなどがあげられるが、今回も2014年のモデルチェンジから引き続き新型パッソにも同様のエンジンを使用することで、ハイブリッドカーとしてのモーター駆動をしないコンパクトカーの中では燃費貢献車として選ばれています。
なので、エコカー減税対象車にもなっています。
走行満足を実感できるのは・・運転しやすいというだけでなく、どれだけの低燃費を実現できるのかが消費者たちが求めている現状なのですが、技術者・開発者双方を含めどのような結果になったのか説明します。
燃費性能の向上を更にパワーアップさせたのは(電動連続可変バルブタイミング機構VVT-iE)、エンジンを上手くエネルギーに変えることや、また、エンジンによる損失(排気損失、冷却損失、ポンプ損失、機械的損失、未燃損失、補機駆動損失、放射損失)を低減させ燃焼効率が良くなったこと、排気ガスをEGRクーラーで冷却後にインテークシステムに戻すといった再循環システム(クールドEGR)、燃焼効率を高めるために、吸気ポート(デュアルポート)や燃焼室形状を改善し、デュアルインジェクター(燃料噴射装置)を使用することなど、これらすべてを含め低燃費につなげました。そして気になるのが・・
燃料消費率・・
2WDの場合では28.0km/L
4WDの場合では24.4km/L