ピクシス

トヨタ・ピクシス。ダイハツで作られ、トヨタが販売している軽自動車です。
一言にピクシスと言っても、ピクシススペース・ピクシスエポック・ピクシスメガ・ピクシストラック(商用軽トラ)・ピクシスバン(商用軽バン)と5種類もあります。商用車を除いた、スペース・エポック・メガ、3つのモデルの買取相場を挙げていきたいと思います。
コーヒーでも飲みながら、車検証を片手に査定額の予想をつけましょう。

ピクシス・スペース。2011年9月から販売されている、
トヨタの軽トールワゴンです。基本的な構造は、ダイハツ・ムーヴコンテと一緒で、装備なども一緒です。
年式が新しいからと言って高額で売れるわけではないので、傷つけず大切に乗れてきたかを確認しましょう。
必要最低限の装備で固められたベースグレードLの買取相場は、30万円から50万円とまずまず。社外ホイールやオーディオ、ナビなどが付いている場合は査定額アップのチャンスです。
ホイールキャップと内装が少しオシャレになったX。相場は少し上がって、40万円から55万円になります。Lとそんなに変わらないので、買取相場も一緒ぐらいです。
ターボ搭載で軽快な走りを実現した、カスタムRS。スポーティな3眼メーター、革巻きステアリング、15インチアルホイール、歌って踊れる6つのスピーカーが搭載されていて、女性にも人気があります。
値段は一気に上がり、50万円から85万円程度が相場になります。カスタムGというグレードがありますが、カスタムRSのノンターボバージョンで、買取相場は45万円から75万円とあまり変わりません。
カスタムGと何ら変わりのないカスタムXというグレードがあるのですが、なぜか買取相場が上がっていて、60万円から80万円になっています。
アルミホイールではなくホイールキャップなのに、カスタムGよりも査定額が高い。
多少の差でも何か理由があるはずなのですが、これに関しては謎のままでした。
ピクシス・エポック。ダイハツ・ミライースのOEM軽ハッチバックで、2012年から販売されています。
ベースが低燃費車だけに、4WDでもリッターあたり32km、2WDで35kmの走行が可能です。
新車価格自体が安くどのグレードでも一貫して言える事ですが、40万円から50万円あたりが買取相場になります。
ミライース色がどうしても強いせいか査定台数も少なく、相場がまだハッキリしていないのが現状のようです。
ピクシス・メガ。
2014年から販売されています。4ダイハツ・ウェイクのOEM車で、見た目も中身もそのままです。
内装やシートは無骨でスパルタンなデザインで、アウトドアやキャンプにはピッタリな感じです。
視界も良好で、収納スペースに困る事はほぼ無いので、ロングドライブにも適しています。
販売から今日日に至るまでが非常に短いため、中古車市場に出回っている数が少ないので、買取相場はまだありません。
今売れば新車に近い値段で高額売買できるのは確かですが、もう少し乗り続けてから売っても査定額が極端に下がる事はないでしょう。
トヨタが軽自動車を売り出してからまだ数年しか経っていない昨今。
モデルやグレードによっては、まだ乗り回していても高額売買できる車種ばかりかと思います。