プチバンとして親しまれているポルテは、年齢、男女問わず使いやすいデザイン。
そんなポルテは、トヨタが創る「ラウム」に続きユニバーサルデザイン第2弾となる車です。
この車は特に実用性においての評価がもっとも高く、大型の電動スライドドアを助手席側に採用し、
さらにフロアを低くすることで乗降性を高め、ウェルキャブのベース車両として注目されている車です。
今回は、そんな実用性の高いポルテの買取相場をお届けします。
ポルテってどんな車?
フランス語で「扉」という意味を持つ「ポルテ」は、その名の通り大きなスライドドアが最大の持ち味です。
この車が登場したのは2004年で、主に子育てファミリーやシニア層からの高い支持を得ており、息の長い車とされています。
一方でユーザーの間では、「使い勝手は良いが燃費性能が良くない」という声も多くあがっていたのも事実です。
そんなユーザーからの指摘を受けたトヨタは「究極のスライド2BOX=安心・快適・使い勝手No.1」をコンセプトとし、2012年にフルモデルチェンジが行われ、より快適性に優れ、さらに高い燃費性能を誇る車へと進化したのです。
そんなポルテは、扱いやすさと利便性の高さからコンパクトカーの中でも「人気」「ニーズ」共に高い車といえます。
ポルテの買取相場を見てみましょう
ではまず中古車市場の動向から見てみますと、2012年に発売された2代目モデルについては初回車検時期も過ぎ、在庫台数も徐々に増えつつありますが、中古車としての需要も高いので買取相場も期待できると言って良いです。
では実際どのくらいの買取相場になっているかと言いますと、一番高額な買取相場が期待できるモデルは、平成27年式の「F アラモード」で150~175万円 とされており、このモデルは特別限定車となり新車価格は196万円。
新車価格と比べてもそれほどの落差は感じられないので、買取相場も良いと見て良いでしょう。
さらに続きを見ていきますと、次に高いのが平成27年式の「G」で130~155万円となります。
続いて平成26年式「G」で119~144万円で、同グレードの平成25年式の車両で104~129万円とされています。
また、平成18年式の初期モデルであっても査定は30万円以上付くとされていますし、中古車市場においての需要も高い車種となりますから、売却自体それほど気を使うこともなさそうです。
とはいえ、中古車市場での珠数の多さが少々ネックになってきます。
いくら高いニーズが見込める車であっても、ライバルが多くそれらに劣ってしまう様ですとやはり査定も下がります。
特に多走行距離の車両であったり、内外装の汚れやキズが目立つなどの場合は要注意です。
中古車としての在庫数が多いが故に査定の目も一層厳しくなりやすいのですから、査定に前は特に綺麗にしておいてください。
また、車の状態をベストに保つため、日頃のメンテナンスもしっかり行っておきましょう。
この車のターゲット層は、「女性」「年配」がメインであり、内装の汚れについては特に気にします。
そういったところをしっかりと念頭に入れておくことが、後の高価買取のカギとなります。
基本的にはリセールバリューの高い車とされているので、以上のことを踏まえて売却に挑みましょう。
ポルテを売却するなら
売却は「下取り」「買取」の2種類あり、もっとも楽なのがディーラーに出す下取りです。
ただこの下取りというのは楽な反面、非常に損をしているケースが多いのです。
そもそもディーラーは新車を売るのが仕事で中古車を売るのは得意ではありませんし、下取った車を結局外部の中古車店に売ることになりますし、売る相手は一般の消費者ではなく業者ですから当然安く叩かれます。
そういう流れのあるディーラーでは、結局高値で下取りすることは出来ないので、売却を検討されているのであれば、直接買取店へ売却する方が、売却側としては断然有利です。