トヨタの代表的SUV、ランドクルーザー。そこから派生したライトモデルである、ランドクルーザープラド。重量パワー級のランドクルーザーに比べてライトユース向けの仕様で、街乗りメインで乗っている人が多く、特に若者に人気がある車種です。
1990年から販売され、現在に至るまで4回のフルモデルチェンジを行ってきたランドクルーザープラド。買取相場がどうなっているのか非常に気になるところです。以下に挙げていきたいと思います。
初代ランドクルーザープラド、70系プラド。1990年1996年まで販売されました。
中古車市場でも最も人気がある車種で、最新車種が出てもこれを好んで買う人がいるぐらいです。
先述でライトユース向けとは書きかましたが、排気量は、ガソリン車は2.4L・2.7L、ディーゼル車は2.4L・3.0Lの4つ。乗用車志向でもエンジンはドデカい物を積んでいる様です。
2ドアショートは5人乗り、4ドアセミロング8人乗りとなっているので、少人数で気軽にドライブも、大人数で長期旅行なんて事もかのうですね。荷物も載りますし。
買取相場は驚きの高額。ショートタイプで20万円から37万円。セミロングで45万円から60万円となっています。この年式でこの査定額は正直ズルい。流石は王道、流石は王者。この年式と査定額のギャップにはどんな車も勝てないかと思います。
結論、70系はいつ売っても高値です。増税される前に買い取ってもらうなんてのは如何ですか?それまでは大事に乗っておきましょう。
2代目ランドクルーザープラド、90系。1996年から2002年まで販売されました。
見た目がどうしても三菱・パジェロと被る。少し丸くしすぎ。カッコよくない。等々、従来のプラドファンからは非難の声が少し挙がる事に。人気は少し落ちたものの、車の自体のスペックは上がっており、先代に比べてよりパワフルな走行が可能になっています。どちらかというと実用性が増したモデルです。
買取相場は、ショートタイプが30万円から40万円。セミロングが50万円から65万円となっています。
先代の人気が高かった為、相場の差はあまりないように感じます。
3代目ランドクルーザープラド、120系。2002年から2009年まで販売されました。
もはや初代と2代目の原型をとどめておらず、エッジが立ってない丸みを帯びすぎたルックスに・・・。とうとうマニュアルが廃止されオートマだけになってしまいました。時代のニーズ的には仕方がないのでしょう。噂によると、快適装備や安全性能が上がった事で、大きい四輪駆動車=危ないというイメージが払しょくされたとか。
買取相場は、ショートが80万円から170万円。ロングが120万円から210万円程になります。最近の若い子たちにとってのランドクルーザープラドと言うものの認識は、きっとここら辺からなのでしょう。
4代目ランドクルーザープラド、150系。2009年より販売されています。
未来へと走りすぎたランドクルーザープラド。もはやVIPカーである。
死角の確認がモニター化されたことにより、サイドアンダーミラーがなくなりました。
見た目はもうアニメに出てくるような湾曲しまくりのボディ。アウトドアに行こうぜ!なんてもってのほか。汚してはいけないお上品な車へと変貌を遂げたのであった。
でも、一度は乗ってみたい。とても高級でシートがフカフカしてそう・・・。
買取相場ですが、200万円から400万円となっています。説明不要、問答無用、ただ高額です。新古のプリウスが2台も買えちゃいますね。
初代から現行車種まで一貫して、4WDSUVの王者であり続けるトヨタ・ランドクルーザープラド。
これなら、買取業者さんも高い査定額をポンッと出してくれることでしょう。