スターレットの後継車にあたる、トヨタ・ヴィッツ。
デザインや品質も良く、安全性能や環境性能の高さから国内でも国外でも、爆発的な大ヒットを記録しました。
日本の小型車の有り方を変えた存在として、今なお高い評価を得ているコンパクトカーです。
乗車定員は5名、トランクスペースはあまりないのでスーパーで普通に買い物をするぐらいしか荷物は乗りません。
ハイブリッドモデルはありませんが、リッターあたり25kmも走ってくれるので、お財布には結構優しいスペックかと思います。

ヴィッツは、初代・2代目・3代目まで製造されていて、それぞれに様々なグレードが用意されています。各モデルの買取相場は一体どうなっているのでしょうか。

初代ヴィッツですが、残念ながら後期型でやっと値段が付く程度です。10年以上前の車と言う事もあって、なかなか難しいようです。前期型では買取額が付かずに0円なんてことも・・・。
スポーツ仕様のRSの場合でも買取相場は厳しく感じます。RSターボの場合だと、マニアの人が探している事が多いので、査定額が上がる傾向にあります。

2代目のヴィッツであれば、前期型からでも買取額は最低でも数万円台からが相場です。
後期型であれば、最低でも10万円前後からのスタートで、状態のいいものになると50万円以上する場合もあります。
初代と同じくスポーツ仕様のRSが存在し、初代同様RSターボの買取相場は高めです。
あまりマニア受けしない2代目のRSターボですが、ノーマルタイプや普通のRSよりかは査定額が良いようです。

3代目・最新型のヴィッツですが、現代の車社会に合わせた「低燃費」と「安全性」が盛り込まれています。ボディーカラーは14色、用途に合わせた5つのモデル。年式としても新しい物が多いので買取相場には期待が持てそうです。
一番簡素なベーシックモデルのFで30万円台から。内装がシックなUと、女の子に人気がありそうな内装のジュエラは共に50万円台から。スポーツ仕様のRSとG’sで60万円台から。と、年式が新しいだけに買取相場が高いです。
あとは年式が新しければ新しいほど査定額は上がり、100万円まで行けば御の字ではないでしょうか。
RSとG’sはスポーツタイプと言う事もあり、あまりにも乱暴な乗り方やメンテナンスを怠っている物だと、せっかく買取相場が高いのに査定額が下がってしまう原因にもなります。逆に、しっかりとメンテナンスをして大事に乗りさえすれば、150万円ぐらいにまで達する事もあります。

これから先、コンパクトカーの買取相場が急下落することはあまりないかとは思いますが、いつ査定に出してもなるべく高額で買い取ってもらうには、自分の車を大切に乗る事が一番のポイントですが、高く買い取ってくれる業者を見つけるのも大きなポイントです。