鋭い目つきが印象的な「日産・ウイングロード」。この車は毎月の販売台数が20位以内に入っていたようだが、買取相場の方はどのようになっているのでしょうか?
今後ウイングロードの売却を検討される際は、是非参考にしてみてくださいね。
ではまず日産・ウイングロードですが、「ウイングロード」=「翼」と「道」。なかなかおしゃれなネーミングですよね。
「広がる大地を大きな翼で羽ばたいてゆく」みたいなイメージで作られたんでしょうねきっと。
そんなウイングロードが初めて登場したのが1996年でこの車の車類はステーションワゴンにあたります。
後の1999年に初めてのフルモデルチェンジが行われ2代目に、2005年にもフルモデルチェンジが行われ、3代目となるモデルが現行モデルとなっています。
この頃、現行モデルの国内目標月間販売台数は3500台と発表されておりました。
3代目となったウイングロードはとくかくヘッドライトの鋭い目つきが特徴的で、すごく人気のある車!というわけではございませんが、そこそこ安定した販売台数となっています。
現行モデルとなってからだいぶ経ちますので、そろろそフルモデルチェンジが行われるのではないかと思われるのですが、特別仕様車が追加されたり、
一部改良などされたりはしているものの大きな変更などは特にありませんね。
それだけこの3代目モデルは需要があると見ているのでしょうか?確かな真相はわかりませんが、この車の今後の動向に注目していきたいところです。
さて、この車はとても使い勝手よく、レジャーや通勤、あらゆる日常使いに広く人気のある車とされているのですが、この車の買取相場はどのようになっているのか見ていきましょう。
まず現行モデルですが、およそ20万円前後から100万円前後という相場となっており、グレードで見ますとエアロバージョンの「ライダー」シリーズが最も高い買取相場が期待できます。
ライダーシリーズの他となると「15M」、「15MVリミテッド」あたりが挙げられます。
ちなみに、ウイングロード「ライダー」の新車価格ですが、2,354,400円。となっています。
では次にこの車の中古車市場の動向ですが、やはり日常使いに使用するという方が比較的多いので、基本的に4WD車よりもFF車の方が需要が高いとされています。
また、前期モデルでは「15RX」の人気が高かったのですが、だいぶ年式も古くなってきてしまっている為、買取額はあまり期待しない方が良いでしょう。
あとはボディカラーですね。
ボディカラーは結構買取相場に左右されると言われている項目であり、この車の人気ボディカラーは「ホワイトパール」「スーパーブラック」「シルバー」この3色です。
こちらのボディカラーですと、買取相場も高いとされているので期待が持てます。
また、エアロやマフラーなどのカスタム系ですが、ライダーモデルの人気が高いとされていることから、この車のドレスップ車に対しての需要はあります。
ただ、純正プラスα程度のカスタムであれば評価してくれるでしょうが、明らかにやり過ぎているカスタムは評価を下げる要因ともなりますので注意してください。
この車を総合的に見た場合、良くも悪くも中間的な存在で、中古車市場でもそこそこ出回っているこの車は、買取査定において比較的厳しい評価となるでしょう。
販売店からすると、良くも悪くもない中間層が逆に一番売りにくいとされてしまうため、買取に関しても消極的になってしまうケースが多々あります。
さらに言うと、現時点でのステーションワゴンの人気はハッキリ言って良くありません。
ステーションワゴンであるウイングロードもその影響を受けているうえ、現行モデルが2005年に発売され10年以上が経過していますが目新しい変更もないことから、
どうしても時代の変化に対応しきれていないというのが感じられますので、買取にも悪影響を及ぼすことが多いかもしれません。
ただ、買取相場的には結構不利な面が目立つ車となってしまっていますが、中古車市場においても決して不人気というわけではないので諦めず、まずは複数の買取業者に見てもらうことが必要不可欠となるでしょう。