日産・ルークス。スズキのパレットをベースにOEM供給されたモデルです。
運転席周りは広々としていて、運転のし易さを意識したデザインになっています。
ジャンル的にはスーパーハイトワゴンというものに分類分けされているようです。
初代のみ、なおかつ前期も後期も無いので、各グレードの特徴と買取相場を上げていきたいと思います。
ベースグレードの、ルークスE。パレットで言うところのベースグレードに相当します。
CVTの制御変更により燃費が向上し、リッターあたり約20mkの走行が可能になりました。
買取相場は35万から50万円になります。
20代から30代にかけて人気があるので、HDDナビや音質のいいスピーカーなどを後付けしてある場合、査定額が上がる傾向にあります。
より低燃費を意識した、Xアイドリングストップ。燃費はリッターあたり22kmになり、より燃費性能が向上しました。
買取相場は45万円から60万円になります。
坂道で停止した状態で発進する時に2秒間ブレーキを維持してくれるヒルスタートアシストも付いていますが、パーツ点数が多いだけに状態の良さが求められますので、どれだけ大切に故障が少なく乗れているかが高額査定のポイントになってきます。
ハイウェイスター。専用の14インチアルミホイールが標準装備され、細かいパーツ顔つきが鋭くなりました。
買取相場は40万円から60万円になります。
ターボモデルもあり、若干高めで45万円から70万円が買取相場になります。
専用アルミホイール以外にも、ちょっとカッコいい社外ホイールを履いていると、2.3万円ではありますが査定額が上がります。
ハイウェイスター アイドリングストップ。
前述したハイウェイスターに、アイドリングストップ機能が搭載されたモデルです。
見た目も燃費も良く、ルークスの中でも特に人気があるモデルです。
買取相場も高い方で、50万円から75万円程で買い取ってもらえる事が多いです。
ハイウェイスター各モデルには、アーバンセレクションと言われる特別仕様車があります。
容量40GのHDDナビ搭載、フロントバンパーとバックドアに光輝モールを装着、車内の足元を8色のイルミネーションが照らし、フォグランプはリング状に白く光るなど、こだわりが詰め込まれたグレードあります。
ホイール以外でカスタムのしようがない洗礼されたモデルなので買取相場が高く、アーバンセレクションの名が付いているだけで80万円から90万円にまで査定額が上がります。
もう一つ査定額に大きく響くポイントとして、両側手動スライドドアなのか、両側電動スライドドアなのかによっても買取相場が若干変わり、もちろん両側電動スライドドア(リモコン操作で開閉可能です)の方が2万円程高いです。
使い勝手が良く、親しみやすいデザインと幅広いバリエーションの、日産・ルークス。
生産や新車販売が終わっているので、値下がりする前に今売るのが吉かと思います。