ビジネスシーンでも大活躍するNV100クリッパー。
大容量の荷室サイズが魅力的NV100クリッパーは荷室高1195㎝、荷室長1700mm、荷室幅1360mm、荷室フロア長1860mmという広さ。
分かりやすく説明すると、畳9枚も積載できるサイズとなっているので仕事や遊びにと大活躍してくれる軽自動車です。
仕事で使うという人は「NV100クリッパー」、遊びなどプライベートに使用するという人は「NV100クリッパー リオ」となりますが、商用、乗用、どちらのタイプも中古車としてお手頃価格で手に入れたいと考えている人は結構多いです。
というわけで、NV100クリッパーの買取相場について見ていきますので、売却などを考えている方は参考にしてみてください。

・NV100クリッパーとはこのような車です
まずNV100クリッパーは「バン(商用)」「ワゴン(乗用)」タイプに分かれ、
乗用タイプのものはNV100クリッパー リオという名称となります。
この車の登場は2003.年で、日産から出している「クリッパートラック」と共に公式発表され、同年10月に販売開始されました。
この頃まだ乗用タイプである「NV100クリッパー リオ」の存在はなく、商用バンのみのリリースでした。
また、日産はスズキからOEM車の供給を受け、この車はスズキのエブリイ・キャリイをベースとして作られており、商用軽バンでは圧倒的な人気を誇っているキャリイがベースなだけに、当然NV100クリッパーの商用機能もトップレベルで、最小回転半径は4.1mと小回りも効き、狭い道でも楽々運転できるため、特に配達業者などからにも高い支持を得ているのです。

その後の2007年に、乗用タイプである「NV100クリッパー リオ」が登場しました。
やはりクリッパーリオは乗用タイプだけに、ボディカラーの種類や内装の質感などの違いは明らかですが、この車はビジネスとして、趣味や遊びなどに最適な軽ライトバンとして高く評価されています。

では次に、この車の買取相場の現状を見ていきましょう。

・NV100クリッパーの買取相場について
ビジネスシーンや趣味などに使えて、様々な使用用途にも対応してくれるので中古車市場においての評価も比較的高く人気もあります。
ただ2013年に行ったフルモデルチェンジ前の車両については少々価値が下がりつつあるという感じは受けるものの、それほど大きな値崩れといったことはありません。
一方商用タイプに比べ乗用タイプであるクリッパー リオは中古車市場での珠数が非常に少ないというのが現状。
中古車市場での出回り方が少なく、人気もある車ですから買取相場において高い査定額が期待できると考えて良いです。
ちなみに、クリッパー リオの買取相場は\765,000~\1,055,000となされています。
リオの新車価格は1,605,960円から1,821,960円となっていますから、買取相場も良い水準を保っていると言えます。
ただ、この車は仕事用として買い求めるユーザーが殆どで、メインとなるのはやはりバンタイプでしょう。
バンタイプの車両は乗用モデルに比べ中古車市場での出回りも非常多く、買取相場の価格差も大きくなっており、買取相場の幅は、198,000円から866,000円とされており、その平均はおよそ625,000円です。
査定額が低かったとしても、およそ20万円の価値があるとされていますからこの車の需要の高さが伺えます。
また、この車はビジネスでの利用が多いですから走行距離が多少多くても査定額が大きく下がってしまうということはありませんので、この車は比較的売却しやすい車ですね。
とは言え、必ずしもこの査定額がつくとは限りませんので、その辺は注意が必要です。
売却しようとする当事車のエンジンの状態、消耗品および内外装の劣化、傷凹み、などなど。。。車のコンディション次第では「なぜこんなに低い査定額?」となる場合も考えられますので、そういう悲しいことにならない為にも、メンテナンスはしっかり行っておきましょう。

・最後にNV100クリッパーについて(まとめ)
この車はまだまだ需要があり、中古車市場での回転も活発な車ですので、基本的には満足のいく価格で売却できるはずです。
ただ、多く出回っている車だけに状態が悪いと、ガクンと査定額が下がってしまうという傾向もありますので、繰り返しになりますが、今後この車を売却しようと考えているのであれば、「日々のメンテナンス」を心がける事が、あなたの満足いく買取価格を出す重要なカギとなる!ということをしっかり覚えておいてください。