フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント。ゴルフのワゴンバージョンとして、2007年から販売されました。
ワイドボディによる居住性の良さと、トランクルームの使い勝手の良さが人気で、特にファミリー層での需要は高いです。
フォルクスワーゲンは外車の中では親しみやすいブランドでもあるので、買取相場にも期待が持てそうです。
実際はどうの様な査定額が相場になっているのかを見ていきたいと思います。
初代ゴルフヴァリアント。2007年から2013年まで販売されました。
ハイパワーなのに低燃費で走れるのが売りで、変速機の6速ATはギアの繋ぎがなめらかで走りやすく、まさに至れり尽くせりなワゴン車です。
コンフォートラインのエンジンはターボとスーパーチャージャーで1.4L。スポーツラインはターボエンジンを搭載で2.0Lのラインナップ。
年式の幅が広いので買取相場はピンキリ。コンフォートラインは20万円から90万円。スポーツラインは35万円から110万円が買取相場となっています。
少々パワーダウン気味のグレードのトレンドラインはコンフォートラインより5万円程低くなり、最上級グレードのプレミアムエディションではスポーツラインより10万円程高くなる傾向にあります。
2代目ゴルフヴァリアント。2014年から販売されています。(現行車種)
見た目だけで言えば、先代よりも落ち着いた大人な感じになっていて、全体的なフォルムも丸く、細かく言えばルーフ部のキャリーレールもデザインが変更されています。
時速30km以下で作動する緊急ブレーキを標準装備し、一部グレードには自動追従走行が可能なオートクルーズコントロールなどが装備されていて、快適面と安全面も抜かりなく作られています。一番大きいポイントは、45mm全高が低くなったことによる乗降と荷物の積み下ろしのし易さではないでしょうか。ローダウン化のメリットに反して、ボディサイズが少し大きくなってしまったのはマイナスポイントの様に感じます。
年式が新しいだけに、買取相場は期待が持てそう。
ベースグレードのコンフォートラインで120万円から170万円が相場のようです。やはり年式に勝るものは(あまり)ないようです。
ワンランク上の上質グレード、ハイラインではプラス20万円程度。ハイラインにスポーツクオリティを追加したRラインではプラス30万円にもなります。
全国限定700台のアニバーサリーエディションという特別仕様車もあるのですが、玉数が少ないが故に買取相場が出ていません。数年後にはプレミアでも付くのでしょうか・・・。
ゴルフのDNAを引き継いだワゴン、フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント。
ワールドスタンダードモデルの買取相場は、今後も崩れる事はなさそうです。