ホンダと言えば、アコード!と言っても過言ではないほどホンダにとっての代表的車であり、1976年に登場したこの車の歴史はナントおよそ40年とその歴史がこれまた長い。
当初は3ドアハッチバック車でエンジンも1.6Lと中型サイズで、丁度、シビックからの乗り換え組を狙うとして開発された車というわけなのです。
およそ40年という長い年月を積み上げてきたアコードは、今もなお現役バリバリの車です。
そんな有名なアコードですが、買取相場はどのようになっているのか?
この車の買取相場を調べてみました。

まずは歴史あるアコードの概要から

1976年に誕生したこの車はこれまで幾度もフルモデルチェンジが行われており、最後にフルモデルチェンジが行われたのが2013年で、現在販売されている現行モデルは9代目にあたります。
また、2013年のフルモデルチェンジ以降この車は全てハイブリッド車となっており、新ハイブリッドシステムである「スポーツハイブリッドi-MMD」を搭載。
その燃費はJC08モードで30.0km/Lという高い数値を実現し、燃費性能も高い評価を得ています。
時代と共に様変わりしてきているアコード。続いてこの車の買取相場を見ていきましょう。

アコードの買取相場とは

9代目にあたる現行モデルにおいてはまだ新型モデルとなるので買取のメインは前モデルである8代目となるでしょう。
また、この車の中古車市場においての流通台数を見てみると、全体でも300台あまりと比較的少なめです。
これは、この車が元々価格の安い設定とされていたことや、人気面においてもあまり良いとは言えず、乗っているという人が少ないため中古車での需要が低いというのが要因とされています。
よってこの車の買取相場においてはあまり期待が持てないというのが現状です。

ではその気になる買取相場について、買取でメインとなっている平成24年式モデルの相場を見てみましょう。
8代目モデルで一番高額な査定となっているのが平成24年式の「タイプS アドバンスパッケージ」で163~188万円。
次に平成23年式の「タイプS アドバンスパッケージ」で150~175万円。
そして平成23年式の「タイプS」で137~162万円と続いています。
この中で一番高額な査定額をつけている平成24年式の「タイプS アドバンスパッケージ」の当時新車価格は390万円以上となっており、4年落ちだとしても200万円以上下落していることから、やはりこの車の買取相場はお世辞にも良いとは言えないです。

また、この車のハイブリッドモデルについて、その買取相場の平均額はおよそ270万円以上とされています。
ちなみに半年前の平均額は290万円とされていたので、およそ20万円程値下がりしています。
いずれにせよ、セダンタイプというのはそもそも人気自体あまり良いとは言えず、やはりミニバンや軽自動車がメインとなっている時代ですからどうしてもこの車のようなタイプは売却しづらくなってしまいます。

ただ、国内での人気は乏しいものの、海外での人気は高いとされていますので、海外の流通ルートを持っている買取業者さんに査定をしてもらうということも方法のひとつだと考えられます。

アコードの買取相場についてのまとめ

ここまでアコードン買取相場について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
やはりセダンタイプというのは全体的に需要が低くなってしまっていますから、買取面でも低くなってしまいます。
また、この車は基本的に上級セダン車として位置している車両となっており、やはり綺麗さが求められます。
中古車だとしてもこの車が欲しいというユーザーはワンランク上の車に乗りたいと考えていると思われますので、そういった事を考えますと、綺麗に保つために日頃から手入れはしっかりとおこなっておく必要があるでしょう。
買取において少々不利な面もあると思いますが、少しでも高く買取してもらうためだと思って、こまめなメンテナンスは忘れずにおこなうように心掛けたいところです。