2005年4月から2010年8月まで販売された、ホンダ・エアウェイブ。
5ナンバーサイズのコンパクトステーションワゴンで、初代フィットベースに作られました。
乗り降りのし易さと荷物の積みやすさに定評があり、新車購入時の価格もリーズナブルなので人気がありました。その人気の理由は、後継車種であるフィットシャトルにもしっかりと引き継がれています。
年式が少し古い気もしますが、使い勝手の良い高需要のステーションワゴンタイプ車と言う事もあるので、買取相場にも少し期待が出来そうが、実際はどうなっているのでしょうか・・・
初代のみのラインナップかつ前期型と後期型に分かれるので、グレードと車種の特徴を交えながら挙げていきます。
前期型エアウェイブ。2005年から2008年まで販売されました。
ガソリンタンクが車体中央に配置されているので、荷物をたくさん積む事が出来るのがうれしいポイント。
たくさんお買い物をした時でも安心して帰れます。床が低いので積み下ろしが楽で、後部座席を倒した時の床もフラットなので、ステーションワゴンとしての使い勝手はトップクラスです。
サンルーフ仕様もあるのですが、これがとても頑丈。なんと時速50kmで衝突してもガラスが割れなかったという実験結果が出たそうです。
もちろん頑丈度合いはサンルーフだけではなく、ボディ全体が高い剛性を持っています。
気になる買取相場の方はどうでしょうか。
初年度の2005年式の物は査定額が付きませんが、それ以降の年始の物はちゃんと査定額が付くようです。
ベースグレードのGは査定額が低く、5万円から20万円。上位グレードのLでも12万円から27万円。
2007年にはマイナーチェンジ前に一部改良が施され、ベースグレードGはMに、上位モデルLがサンルーフ付きのSKYへと、それぞれ名称が変更されました。
改良後の査定額は各5万円から10万円ほど上がります。
使い勝手が良くて見た目もカッコいいだけに残念・・・
HDDナビが標準で付いたグレードもあり、その場合30万円程なので標準でHDDナビが付いていたかどうかは確認必須かと思います。
後期型エアウェイブ。2008年4月から2010年まで販売されました。
ベースグレードはMに変わり、新たにスポーツタイプのSTが登場しました。
ベースグレードは言うまでもありませんが、STに関しては見た目だけではなく、7段階まで変速できるパドルシフトが装備されているので、走りを楽しみたい人にとってもワクワク出来るグレードです。
買取相場は、Mが20万円から40万円。STが27万円から53万円までが相場となっています。
前期型同様、HDDナビが標準で付いていると査定額が数万円上がります。
特別仕様グレードなどは用意されていないので、これ以上の査定額アップは望めそうにありません。
ホンダ・エアウェイブ。売っても納得のいく額にならなければ、そのまま乗りつぶしてしまった方が良いような気がします。