オデッセイの今現在の買取価格をチェック!

ホンダの上級ミニバン、オデッセイ。ホンダの主力車種の1つで、初代から最新の5代目にかけて大人気でした。「長い冒険旅行」という意味が込められたオデッセイ。長き冒険を経た車の買取相場を、各型番の特徴に少し触れながら挙げていきたいと思います。
初代オデッセイ、RA1・2・3・4・5型。1994年10月から1999年10月まで販売されていました。
当時のミニバンにしては珍しく、シフトレバーはコラムシフトを採用、前席から後席へのウォークスルーが可能です。
トヨタ・クラウンを抜き、12万5590台の販売台数を記録。日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞も受賞しました。アダムスファミリーのメンバーがコマーシャルに器用された事を知っている方も多いはず。(you tubeに動画があります!)
肝心の買取相場ですが、残念ながら高額査定は望めません。最悪廃車コース、良くても2万円から7万円程度が相場です。
サンルーフが付いているものや、排気量が3Lのものでも10万円程度が限界かと思います。
2代目オデッセイ、RA6・7・8・9型。1999年10月から2003年10月まで販売されていました。
初代の顔と比べ、野暮ったい印象が抜けてちょっとクールなルックスに。
先代に比べてスポーティ志向になり、初代に設定されていた2.2Lエンジンは廃止。2.3Lと3.0Lのラインナップのみとなりました。
買取相場は初代同様廃車コースが用意されています。見た目がカッコよくなっただけに少し残念・・・。
状態にもよりますが、最大で20万円程の買取相場となっています。
BOSEサウンドシステムを搭載した、プレミアムサウンドスピリットという特別仕様車の場合、プラス5万円程高くなる傾向にあります。
3代目オデッセイ、RB1・2型。2003年10月から2008年10月まで販売されていました。
ミニバンにしては珍しく、立体駐車場に入るほどの全高に収められ、車のロゴも「ODYSSEY」から「OdyssEy」に変更された他、エンジンの排気量は2.4Lのみとなりました。
ヘッドライトとグリルが1つの線でつながっているかの様な顔になったのも印象的です。
余談ですが、所ジョージさんが作ったシェルビー・コブラにそっくりな「ファミリーコブラ」は、3代目オデッセイをベースにして作られました。
買取相場ですが、20万円から50万円程度の査定額になります。高額買取される物の特徴としては、HDDナビが付いているかどうかにかかってきます。
標準で付いている物でも社外品でも構いません。それだけでも5万円から10万円程高くなる事があります。
4代目オデッセイ、RB3・4型。2008年10月から2013年10月まで販売されていました。
顔は近未来寄りになり、初代から継承してきた三角形のテールランプは横長に変更。
スペアタイヤは廃止され、その代わりにオデッセイ初となるパンク修理キットが用意され、車重も軽くなりました。
エンジンは2.4Lのみのラインナップですが、先代に比べてパワーと燃費が向上していて、乗りやすさとエコの両方に強みを持っています。
買取相場は高くなり、50万円から80万円となっています。
特別仕様のエアロパッケージの場合、10万円程高くなります。
5代目オデッセイ、RC1・2・4型。2013年から販売されています。
より近未来を意識したフォルムになり、時代に合わせてハイブリッドモデルも用意されました。
床が更に低くなり乗降性が増し、インテリアはより上質で快適なものになっています。
現行車種なので買取相場は高く、130万円から220万円程になります。
走行距離が低ければ低いほど、外装がキレイであればキレイなほど、査定額は高くなります。
また、ガソリン車とハイブリッド車でも若干査定額が前後するので、複数の買取業者さんに見てもらうようにしましょう。
皆でワイワイロングドライブ(長き冒険旅行)が出来る、ホンダ・オデッセイ。今後の買取相場も安泰かと思います。
調べていくうちに気付いた事が一つあります。初代から最新型にかけて、誕生した月が10月であると言う事です。どうでもいい事ですが、ちょっと気になる・・・。