本格派スポーツカーのシビック タイプR!
走りに特化した車作りが得意なホンダ車の中で、シビック タイプRという車が存在します。
そのシビック タイプRという車は、シビックのスポーツグレードで、この「タイプR」と名は、ホンダのスポーツ上級グレードに与えられる名称で、この車も当然ながら高性能エンジン、そして高機能なサスペンションなどが使用されているので、走りを存分に楽しみたいユーザーにとってはたまらない車です。

そんなわけで、今回は走りに定評のあるシビック タイプRの買取相場について書いていきます。

シビック タイプRを詳しく紹介

ホンダの中で有名なスポーツカーと言えば「NSX」「インテグラ」がありますが、その他にもう一台「タイプR」シリーズの第3弾となる車があるのです。
それが今回紹介する「シビック タイプR」ということです。

この車が発売されたのが1997年8月。以前から販売されていたシビックをベースとし、エンジンやサスペンションなど、特別なチューニングが施された車両となっており、使い勝手は日常使いの車、というよりかは走りを楽しむための車と言えます。
というように、スポーツカーとして活躍してきたシビック タイプRですが、2012年に、日本国内での販売が終了となるも2016年に750台の限定販売という形で復活し、現在では、その750台の限定車も全てが完売したとされています。

シビック タイプRの買取相場を見てみよう!

まず、中古車市場でのこの車の動向を見てみますと、一番古い年式のもので1997年式から販売されており、一番新しい車両で2016年式となり、この車全体の中古車台数は約250台とやや少なめです。
また、最近の車の人気はミニバンやコンパクトカー、軽自動車などといった誰でも比較的運転しやすく、実用的な車が人気とされており、スポーツカータイプはあまり人気がないとされているのですが、この車に関しては根強いファンが大勢いるので、中古車市場でも高い人気を誇る車となっています。
そのような背景もあり、買取相場においてもこの車の評価は依然と高い水準を保っており、特に年式の新しい車両については、高額な買取が期待できるとされています。

では、この車がどのくらいの買取相場で取引されているのかを見てみましょう。
まず、年式の古い車両を見てみますと、1998年式(平成10年)「ベースグレード」で50万円以上となっています。
次に2008年式(平成20年)「ベースグレード」で163万円以上で、さらにもっとも新しい2016年式(平成28年)になると、444万円となっており、この車の買取相場はいずれも高い水準を保っていることがわかります。
この車に限っては、少々古い年式の車両であっても、意外と高い買取額がついたりする場合があります。
やはり中古車としての流通量が少ないうえ、人気も高いですからその分価値も上がり買取相場も上がるのです。

ちなみに、現在この車の買取平均価格は、188.3万円 となっており、半月前の買取平均価格は169.2万円となっていますので、半年前と比べてみると、買取平均は19万円ほど値上がりしているということになります。
基本的に買取相場というのは、月日が経過すると共に価格も徐々に下がっていくものなのですが、この車は、下がるどころか逆に上昇傾向にあるのだから、まだまだ人気も衰えていないという事がわかります。
今後、この車を売却しようと考えている人は、それほど焦って売却しなくても良さそうです。
とは言っても、早めに売却した方がそれだけ買取額も高いのでその辺は自身のタイミングで売却してください。

最後に、シビック タイプRについて

いかがだったでしょうか。
今回シビック タイプRの買取相場について紹介してきましたが、買取価格を見てもいかに人気の高い車なのかが分かりました。
車の走り性能もレース仕様にチューニングされているので、アクセルを踏めばレッドゾーンまでスムーズに回ってくれます。
近年では使い勝手の良いミニバンやコンパクトカー、低燃費性能のエコカーなどが主流となっている中、時代の流れに逆らうかのようなスポーツカーではありますが、まだまだ捨てたものではないということです。