パッケージングと求めやすい価格で話題を呼んだホンダのミニバン、ステップワゴン。
英表記はSTEPWGN。そのままWAGONと表記しない遊び心があります。
1996年から初代モデルが販売され、今も新モデルが出続けているロングセラーです。
乗車定員は8名。
買取相場の方はどうなっているのでしょうか。査定に出す前に、一度相場を確認してみましょう。

初代ステップワゴン、RF1・2型。
エアバッグとABSがオプション扱いなので、発売当初は低価格でミニバンを買う事が出来る事もあり、注目を集めました。ちなみに、1997年のマイナーチェンジではエアバッグとABSは標準装備になりました。
買取相場ですが、年式も古いので最悪の場合廃車コース、なんてことも。お小遣い程度に数万もらえたらラッキー程度で考えておきましょう。

2代目ステップワゴン、RF3~8型。
初代モデルの形を残し、前面・側面・後面の衝突に対応し、安全性の向上が図られました。
最新車種のスパーダですが、このモデルの2003年のマイナーチェンジからすでに存在していたのです。
買取相場は、やっと10万円台に突入です。高くても20万円ていどです。

3代目ステップワゴン、RG1~4型。車体の前方部分が短くなり、床が低くなる事と両側スライドドアになる事によって、乗降性も良くなりました。全体的な見た目もより近未来的になり、直近のステップワゴンの母体とも言えます。
買取相場は少し上がり、40~80万円程度までで買い取ってもらえる事が多いです。

初代の顔と3代目のスタイリッシュさを掛け合わせたルックスの、4代目ステップワゴン、RK1~7型。
前代と比べると少しばかり大き目に作られており、居住性重視で作られています。スパーダにはパドルシフトが付いていて、ちょっとしたF1気分を味わう事も出来ます。
ここで一気に買取相場の最低額が上がり、70~120万円ぐらいが相場です。

最新車種のRP1~4型。無印ステップワゴンとスパーダの2種類がラインナップされていて、どちらも一番の特徴は、縦にも横にも開くリアゲートです。状況や用途に合わせて開き方を使い分けられるので、非常に便利です。
2列目シートも3列目シートも、窓を大きくとってあるので閉塞感が少なく、開放感があります。
ホンダ・フリードと同じく、2列目のシートをキャプテンシートかベンチシートのどちらかで選べるのもポイントの一つです。
買取相場は高く、これからしばらく先も査定額が下がる事はあまりない車種かと思います。
無印のステップワゴンで、120~150万円が買取相場。
スパーダで、160~200万円と無印共に高額です。

恐らく、これからもマイナーチェンジやフルモデルチェンジがあるかと思いますが、急がずに一番高く買い取ってくれる業者さんを見つけてから買い取ってもらいましょう。