ホンダの代表的な軽自動車の一つ「ゼスト」
この車はファミリータイプである「ゼスト」とスポーツタイプの「スパーク」の2種類の構成となっており、どちらかというと「スパーク」を中心とした売り方をしていたため、スパークの方がイメージの強いものとなっているかもしれません。
またこの車の注目点としてボディの強さ!このボディの強さは普通車と比べても劣らない頑丈さで、ナント衝突安全性能6スターを獲得しているのです。

そんなスポーティさと安全性能を兼ね備えたゼストの買取相場を見ていきましょう。

・ゼストの買取相場とその動向を見てみよう!
この車は2006年から2012年の間販売されており、今現在では既に生産・販売が終了となっている車です。
初代から末期モデルに至るまで様々なモデルがリリースされており、上質モデルである特別仕様車も販売されました。
冒頭でも記述しましたが、この車はスポーツタイプであるスパークを中心とした売り方がされていた結果、ファミリータイプであるゼストは総合的に見て少々分が悪いと言えます。
見た目がカッコイイ方が好きだというユーザーはスパークへ、可愛らしい車が好きだというユーザーは同社のライフに行ってしまい、標準タイプのゼストは非常に微妙な位置に存在していたということが考えられるのです。

この車の買取相場の動向を見てみますと、ホンダ・ゼストにたいし高値を提示してまで欲しがる業者は少ないでしょう。
なぜなら、この車は2012年式が一番新しい車両となり、車自体の古さや、スズキの「ワゴンR」やダイハツの「ムーヴ」、などといった超強力な人気車種がゴロゴロと存在しているためです。

とはいってもゼストは軽自動車ですので、全く需要がないわけではございません。
軽自動車の需要は年々増え続けている傾向にあり、自動車業界としての軽自動車の存在は無くてはならない存在。
そう考えると、この車の需要も十分ありますし、良いコンディション状態であれば相応の買取価格で買い取ってもらえるでしょう。

続いてこの車の買取相場を見てみますと、買取相場が一番高いとされているモデルが平成20年式の「スポーツW・4WD」で52~66万円。
次に平成23年式「D・4WD」で49~62万円、さらに平成20年式「スポーツG・4WD」で48~61万円。
とういうような感じで一番高い買取価格でおよそ66万円とされています。
もちろん車の状態によっては査定額が付かないという事態も十分予想されるので、そういった事態も考慮しておくことも必要です。

・スポーティモデルが人気なだけにドレスアップも人気です
ゼストという車は、若者男子を主なターゲットとしている為、やはりドレスアップカーとしても人気です。
アルミホイールや車高調、または社外エアロなどのドレスアップパーツが装着されていると買取にもプラスとなるでしょう。
そのようにドレスアップした車両を売却するときは、売却するお店選びも重要になってきます。
通常の買取店に持っていくより、ドレスアップカーを専門として扱っているお店に持って行った方がその価値もわかってもらえるだろうし、装着してあるパーツも、有名ブランドからリリースしているパーツであればその分プラスにしてくれる可能だってあります。
もしドレスアップをしているという場合は、買取店を慎重に選ぶことで想像以上の査定額が付く可能性大ですので、しっかり価値の分かってもらえるお店で売却してもらいましょう。

・ゼストの買取相場についてのまとめ
この車自体、軽自動車ということで運転面も取り回しが良く、コストパフォーマンスも抜群で、軽自動車だとう需要の高さがこの車の最大の武器だと言えます。
さらに特別仕様車であれば特別仕様車にしかない装備は査定でもプラスとなることが多いので、雑な扱い方は避け、大切に綺麗に維持しておきたいところです。