2016年8月、本田技研(ホンダ)の八郷隆弘社長からの発表の一部で、フリードがフルモデルチェンジされる旨の発言があった。
2008年より販売された、ホンダ・フリード。ハイブリッドモデルや特別仕様、前・中・後期型などのマイナーチェンジを経て、同社のステップワゴンに並び人気を獲得した車種です。
約8年ぶりのフルモデルチェンジ、ベールに包まれたスペックとルックスなどに焦点を当てた情報を、現行のフリードに少しだけ触れた後で挙げていきたいと思います。
暫定的な情報なので、今後変更点などが出る事念頭に置いて読んでいただきたい。

まず、フリードの大まかな概要になりますが、ホンダ・モビリオの後継機にあたるミニバンです。ラインナップはガソリン車とハイブリッド車。グレードは各種特別仕様車と、純フリードではありませんが、フリードスパイクと言った派生種もあります。
3列シートで、大人数も多積載も可能。レジャー・街乗り・アウトドア・ロングドライブも楽々こなせる、言わばミニバンの優等生的な存在に値します。

今回のフルモデルチェンジですが、ホンダ自身の方向性のシフトに重点を置かれた事にあり、「グローバル6極体制」という新しい販売戦略が関わってきます。世界を6つの地域に分け、各地域が自立して運営をするといったものです。各地域を完全に独立させるのではなく、各地域の強みを生かしながら密な連携をとり、効率的かつ柔軟な相互補完をさせていくとの事。

方向性のシフトはここまでとして、気になるフリードのフルモデルチェンジですが、如何なるものでしょうか。

グレードに関してですが、フリードスパイクは無くなりますが、ステップワゴンで言うところのスパーダ的なスポーティモデルは残るとの事です。
エンジンは主に人気SUVのヴェゼルと同じものが搭載されるとの事。
まだ映像や写真などは挙がっていないので不明ですが、イメージとしてはヴェゼルやフィットの顔に近くなるそうで、近未来的なフリードになると予想されます。

使い勝手が良い「this is 最高に丁度いい」は継続されるらしいので、ユーザーの心が離れていく事はなさそうですね。

スペックに関してですが、向上にかなりの期待が持てそうです。
現行フリードは、1.5Lエンジンで最高出力は118ps、最大トルクは14.7kgm。
次期フリードは、1.5Lエンジンで最高出力は132ps、最大トルクは16.3kgm。
更に走りやすくなる一方で、ターボ車は無い確率が高いとか。

障害物と人に反応するレーダー等の安全装置、ホンダセンシングも搭載される可能性が高いので、ユーザー数も増えるのではないでしょうか。

ホンダのオフィシャルサイトでの発表や速報から目が離せない日々が続きそうです。