ステーションワゴンの中ではトップクラスの低燃費を誇るとされているこの車両ですが、果たしてこの車自体の評価はどのようなものになっているのでしょうか。
今回はホンダ・シャトル ハイブリッドについて紹介していきたいと思います。
シャトル ハイブリッドとはどんな車なのか?
まずこの車が発売されたのは2015年5月で、「フィット シャトル」という車の後継車にあたります。
ボディ形状は5ナンバーサイズのステーションワゴンで、ステーションワゴンクラスではトップクラスとなる燃費性能34.0km/L(JC08モード)を達成しているということがこの車の最大のポイントとされています。
ちなみに、5ナンバーサイズのステーションワゴンとしてのこの車のライバル車として想定されるのは同じエンジンサイズ(1.5リッター)同じシステムを搭載したトヨタ・カローラ フィールダーであるということは言うまでもないでしょう。
シャトル ハイブリッドの印象とは?
外装の印象でいうと、5ナンバーサイズのステーションワゴンとしては少々ボリューミーな印象であると感じがします。
その要因として、この車のホイールベースはフィットと同じで2530mmだが、全長はシャトルが445mmも長く、その分だけオーバーハングも伸びた為、何となくボテッとした印象になってしまう。
ただ全長は伸びてもホイールベースは変わっておらず最小回転半径は4.9m(16インチタイヤの「Z」は5.2m)に収まり、小回りの良く効くので運転操作しやくなっている。
シャトル ハイブリッドの室内はとっても広々
基本的にはフィットと同じシート配列がなされているのだが、この車の室内はミドルサイズぐらい広々としていて、大人4人が余裕で乗り込むことが出来る。
また、そのシートの座り心地だが、座面の奥行がとても余裕があり、体の沈み方も適度。背もたれの高さも十分で肩の周辺までしっかりと支えてくれるので、長時間座っていてもあまり疲れを感じさせないシートとなっているので、ステーションワゴンとして納得のできる居住性を備えている車と言えるでしょう。
シャトル ハイブリッドのハイブリッドシステムの評価は?
シャトルのハイブリッドシステムは、初期モデルのフィットよりもレベルが上がっているという。
というのも、ハイブリッドはアクセルペダルを少し踏んだ時など意図したとおりの加速を得やすいので動力性能は、1.6~1.8リッター並みです。
さらに通常のガソリンエンジンと比べてアクセルペダルの踏み具合が全般的に控え目になるのでノイズも少なく、さらにトランスミッションは7速DCTなのでとてもスムーズな走りをしてくれるのも高評価です。
シャトルを買うならガソリン?それともハイブリッド?
結論から言うと、この車を購入するならもちろんハイブリッドでグレードは「X」がベストな選択と言えるでしょう。
標準モデルに比べるとおよそ20万円程高額となるのだが、LEDヘッドライトや安全装備のあんしんパッケージといった装備もついてくるので、そのような装備品を踏まえるとお得感は感じられる。
また、燃費の数値を良くするために、燃料タンク容量は、その他のグレードよりも8リッター少なくなるよう設定されているのでその分燃費も良くなるのです。
最後にホンダシャトル ハイブリッドについて
この車の最大の魅力としては、ステーションワゴンクラスの中でもトップクラスの低燃費性能と、今までハイブリッド車に設定が無かった4WDが用意されているということが大きな魅力となっており、低燃費かつ降雪時の走破性を意識するユーザーにとってはこの車両はピッタリはまる車種と言えるでしょう。
価格もライバル車のカローラ・フィールダーの2,195,345円~に対しこの車両は1,990,000円~となっており若干ではあるが低価格となっているので、燃費の良いステーションワゴンをお探しの方はオススメな車両なのかもしれません。