お手持ちの、ポルシェ・カイエン。査定に出したときに「安いなあ」と感じた事はないですか?
本当はもっと高く買い取ってもらえるのかもしれませんよ・・・。
そこで、実際の買取相場はどうなっているかを、カイエンの特徴などを交えて当ページで挙げていきたいと思います。
業者さんに、「みんなこれぐらいで買い取ってもらってますよ?」と言ってみるのも意外と効果があるかもしれませんし、他の業者さんでは相場通りの査定額を提示してくれるかもしれません。
初代カイエン前期型、955型。2002年から2006年にかけて販売されました。
ポルシェの特徴でもある「ハイレベルスポーティー」が詰め込まれたクロスオーバーSUV。
排気量3.2LにはV6エンジンを、4.5Lには伝統のV8エンジンが搭載されており、バリバリのスポーツ性能が期待できる。
フィーリングも抜かりなく、6速ATと6速MTの両方が用意されています。
使い勝手とファンドライビングが両立されており、年齢性別に関係なく人気があります。
買取相場ですが、
ベースグレードのカイエンでは85万円から100万円。年式的に妥当かと思います。
上位グレードのSでは110万円から120万円。
過給機搭載のパワフルなターボでは120万円から140万円。
となっています。
いくらポルシェと言っても、年式には勝てないようですね・・・。
初代カイエン後期型、957型。2006年から2010年にかけて販売されました。
前期型に比べ、排気量アップと直噴化が施され、フロントフェイスではグリルのデザインが変更されました。
グレードに関しては新たに「カイエンGTS」「カイエン・ターボS」「カイエンS・トランスシベリア」の3つが追加されました。
新車価格も高額で年式も新しいので、買取相場は高額であることは間違いないはず。
カイエンのベースグレードは180万円から220万円。
Sは200万円から250万円。
ターボは220万円から320万円。
Sと同じ排気量なのにパワーが向上されたカイエンGTSは、なんと高額の400万円から450万円。
快適・安全装備が追加されたカイエン・ターボSは、380万円から400万円。
となっています。
カイエンGTSの内外装がラリー仕様になったカイエンS・トランスシベリアという特別仕様車もありますが、買取相場の情報が無いため不明でした。新車価格は約1000万円なので、相当の額になるかと思われます・・・。
2代目前期型、958型。2010年から2014年にかけて販売されました。
ディーゼルモデルとハイブリッドモデルが追加され、燃費と環境にうるさい人にも需要が出始めました。(日本ではディーゼルモデルは販売されていないので除外します)
初代との大きな違いは見た目ももちろんですが、変速機が6速ATから8速ATに変わった事です。(6速MTはカイエンのみ)
ここから一気に相場が上がりますよ・・・。
カイエンのベースグレードは、430万円から540万円。
Sは510万円から530万円。
ターボは770万円から800万円。
GTSは710万円から950万円。
カイエン初のハイブリッドモデル、カイエンハイブリッドは500万円から600万円。
となっています。
ここまでの査定額が付くとなかなか強烈ですね。
田舎で中古の一軒家を余裕で買えるくらいじゃないですかね。個人的には次元が違いすぎて目まいがしそうです・・・。
2代目後期型カイエン。2014年から販売されています。
今まであった6速MTは廃止され、8速ATのみとなりました。
フロントグリルのデザインが変わり、ハイブリッドモデルに3リッターV6スーパーチャージドエンジンが搭載されました。
まだ普及台数が多くないのか、買取相場の情報はまだ出ていませんでしたが。高額である事に間違は無いでしょうけど。
ポルシェ=高額査定。これは間違いないのですが、悪い業者さんもたまにいて相場よりも明らかに低い金額を提示してくることもあります。上記の相場を参考にして、是非とも気を付けて頂きたい。