アクセラは2003年に登場し、欧州車にも劣らないマツダ独自の美しいプレスラインを導入し、スタイリッシュなデザインからとても評判の良いクルマとなっております。
また、2004年にはなんと「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」で第2位を獲得するなど、その人気と実績はお墨付きです。
そんな人気のアクセラにはアクセラスポーツというモデルあり、2009年にフルモデルチェンジされました。
フルモデルチェンジした2代目では、マツダの真骨頂でもあるスカイアクティブが搭載され人気も上昇、3代目となる現行モデルでは海外でも人気を得ています。
国内のみならず海外でも高い人気を得ているマツダ「アクセラ」ですが、買取相場的にはどのようになっているのでしょうか?
アクセラは海外でも人気が高いということはそれだけ売買も期待されます。
また、国内中古車市場の現状はというとアクセラの現行モデルはまだ台数も少なく、ほとんど出回っていないので希少価値があり、ここ暫くは高額査定が期待出来ます。
さらに現行モデルのディーゼルモデルやハイブリッドモデルなどは特に注目度も高いので、その分高い買取査定額が見込めアクセラの買取相場は比較的安定した査定額を見込めると予想されます。
ちなみに現行モデルは中古車市場での台数はまだ少ないので、今のところアクセラのメインとなっているのは2代目アクセラスポーツです。
その2代目アクセラスポーツは「20E」のみ4WDとなっており、基本的にFF仕様の「1.5L」と「2.0L」の2モデル設定。
そしてその中古車販売価格帯は、およそ160万円~230万円程で販売されています。
また、アクセラは「セダン」「スポーツ」の2モデルの設定があり、両者を比べるとスポーツモデルの方が高値が高いと言えます。
それは何故かと言うと、中古車市場における今現在セダン車の人気は下降傾向にあるからです。
セダンモデル自体が不人気なうえ、アクセラのセダンモデルも他と比べてあまり特徴がないこと、さらにアクセラ自体がスポーツモデル寄りの売れ方をしている為です。
その結果、独特の特徴を持つホットハッチモデルの「スピードアクセラ」は、やはり高評価を得ています。
走りに特化した6速MTなどと言った特徴を持っており、スポーティ志向の高いユーザー層から高い支持を得ているのでその分価値が上がるのです。
続いて買取査定においてのもうひとつのポイントはボディーのカラーにあります。
どのクルマも査定に有利とされているボディーカラーは「白」又は「黒」とされています。
だがしかし、アクセラに関しては定番の白や黒でなくてもそんなに査定が下がってしまうということは殆どありません。
何故かというとアクセラ好きなユーザーは、赤やメタリック系のカラーを好む傾向にあり、他の車種に比べて白や黒に偏りも少なく評価も下がりにくいのです。
ただ、そんな人気のアクセラスポーツでも、買取相場において不利な点もありますので知っておいてください。
先程も言いましたが、2代目アクセラスポーツは新車でのは販売台数が上々だったということです。
販売台数が上々だったということは、売却する方も多いということですから中古車市場でもアクセラスポーツの台数は余るほど存在します。
中古車の台数が増えれば増えるほどライバルが増え、価値もそれだけなくなってくるので高値で引き取ってくれる買取店も減ってしまうということです。
2代目アクセラスポーツに関しては、クルマの状態が最良かつ装備品も充実していないと、高い買取額は厳しいと言っても良いでしょう。
とても人気の車種なのですが、人気車種がゆえこういった点が買取査定を不利にさせる要素となってしまうのです。
不利な点も存在するとは言ってもアクセラは基本的に人気も高く、それなりの査定も期待できる車種ですので、
今後アクセラを売却しようと考えている方は買取業者の選びも重要なポイントです。