ここ最近、人気を取り戻しつつあるマツダ自動車。
そんなマツダが販売する中でも人気がある車種とされているのが「アテンザスポーツワゴン」。
人気車種だけにアテンザスポーツワゴンを売却時の買取相場も気になるところですので、今回はアテンザスポーツワゴンの買取相場について紹介していきます。

まずマツダというブランドですがは、過去に安売りをしてしまいブランドの価値を下げ、買取相場もとても低くい車両とされてきました。
マツダ車を購入したものの、査定が低すぎるために次もまたマツダ車を買わなくてならいという、いわゆる「マツダ地獄」とも言われるようになっていました。

ただ、現在ではアテンザスポーツワゴンのように、「SKYACTIV TECHNOLOGY」によりマツダはブランド価値を徐々に回復傾向になりつつあります。

そのアテンザスポーツワゴンは、2002年にカペラの後継車として開発され、そのスポーツバージョンとなるのが「アテンザスポーツ」で、そのワゴンタイプがアテンザスポーツワゴンとなっています。その他にもセダンタイプ、さらに走りに特化したハッチバックタイプがリリースされています。

そんなアテンザスポーツですが2008年にフルモデルチェンジを受け2代目モデルへ、そして2013年に3代目となる新世代技術の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採用し、新デザインテーマの「魂動(こどう)」を掲げ開発され、それと同時に3代目からハッチバックモデルが廃止され、スポーツワゴンの名称も「アテンザワゴン」に変更されたのであります。

実はこのアテンザですが2000年に発表したトリビュート以来の新車製作という事でかなり大きな力が注がれており、国内はもちろん海外でも多くの賞を受賞するなど高く評価されることとなり、胸を張ってマツダのフラッグシップモデルと言われる程の大きな存在となった車なのです。

そんな人気のアテンザスポーツワゴンですが買取相場はどうなっているのか見ていきましょう。

アテンザスポーツは比較的マニア寄りの車両なのかなと感じさせる部分もありますが、一定の需要はありますので買取にも期待が持てるでしょう。
特に「25S」2.5Lモデルはレギュラーガソリン仕様となるので、維持費的なコスパも高く、2.5Lモデルの上級グレードに高い付加価値が望めるでしょう。

実際アテンザスポーツワゴンの買取相場額がどのようになっているかを見てみますと、平成20年式「25S」でおよそ79万円~100万円、
平成21年式「25EX」でおよそ83万円~105万円、平成22年式「25S」でおよそ80万円から122万円、平成23年式「25S」でおよそ97万円~122万円、
平成24年式「25S」でおよそ99万円~124万円というような感じの買取相場となっています。

これを見た限り、やはり買取相場の上位を占めるグレードは2.5Lモデルの「25S」となってくるので「25S」は特に良い評価を得ているということがわかります。

また、このアテンザスポーツワゴンという車は、走行性能にこだわりを持ち尚且つ遊びやレジャーなどにも使いたいという人たちにとって、もっともあてはまっている車種と言えるので、そういったニーズにも自信をもって応えられる状態なのかが買取査定でも問われることになります。

この車は走りがメインとなっているということは足回り系のカスタマイズもプラスになるでしょう。
特に車高調やアルミホールなどの評価は良いとされていますし、走行性能が肝となる車となるため整備記録があった方が尚さら良いです。

すでに廃止となっているアテンザスポーツワゴンですから、新しければ新しい車両程買取査定は高くなります。
もちろんグレードも重要となりますが、やはり基本となるのは「年式」と「走行距離」になってくるでしょう。

最後に、この車の売りは「走行性能」であるということを必ず覚えておいてくださいね。
そして、この車の特性を査定時に最大限生かすためにも日頃から荒い運転をさけ丁寧に扱い、そして定期的なメンテナンスをおこない、大切に扱ってあげることが後の喜びへと繋がるのです。