家族みんなでドライブやレジャーなどに行く!といったらミニバンが最適。
ミニバンは大人数乗れて、しかも荷物も沢山積めるので実用的な車として年々人気も高まっています。
確かに人気が高いとされるミニバンですが、全てのミニバンが人気かと言えばそうでもありません。

というわけで、競合揃いのミニバン界ですが、ビアンテという車の人気はどうなのか?
また、その買取相場は一体どれくらいなのか?
今回はこの車の買取相場を中心に調べてみましたので紹介します。

ビアンテとはどんな車?

マツダは「トヨタ・ノア」や「日産セレナ」さらには「ホンダ・ステップワゴン」などに対抗すべく、プレマシーをベースに開発したのが、このビアンテという車です。
マツダはこの車を3ナンバーサイズにすることで「最広空間」というように表現しており、現行モデルにおいては、独自に開発した「スカイアクティブテクノロジー」と搭載することによって、高い燃費性能や走行性能を発揮すると同時に、横滑りを防ぐ「DSC&TCS」や、坂道発進などでもスムーズに発進することが出来る「ヒル・ローンチ・アシスト」などといった安全性能にも優れた車となっており、快適で安全なドライビングが楽しめると車となっています。

ビアンテの買取相場の動向は?

現在ビアンテのグレード展開は「20C-スカイアクティブ」「20S-スカイアクティブ」「グランツ-スカイアクティブ」「20C」「グランツ」というように、全部で5種類の設定となっており、なかでも一番安いグレードが「20C-スカイアクティブ」で234万円~。
一方もっとも高いグレードが「グランツ」で291万円~という価格設定となります。
次に中古車市場を見てみますと、この車が発売されたのが2008年ということで、珠数はそれなりに出回っており、この車の中古車在庫台数は、約420台とされています。
また、この車を中古で買い求めるという層は、明らかにファミリー層が中心となってきますので、買取においては、車両の綺麗さ、走行距離数などが重視されてくるのは間違いありません。

ではここで、ビアンテが実際どのくらいの買取相場で取引されているのかを見てみましょう。
まず相場がもっとも高いとされている車両は、平成26年式の「グランツ-スカイアクティブ」で140~165万円。
次に平成25年式の「グランツ」で130~155万円。
さらに平成24年式の「20S」で128~153万円と続き、
そして平成23年式「20S」で127~152万円と続いております。
また、この車の初期モデルである平成20年式の車両であっても「20S」だと80~102万円とされています。

以上のように、ビアンテの買取相場の価格帯を見てみると、驚くほど高い水準とまでは言えませんが、年式が古くなっていっても値落ち幅がそれほど大きくないというのが分かります。
ちなみに、ここ最近のこの車の買取平均額は143万円とされており、半月前は148万円でしたので、およそ5万円の値下がりということになります。
ただ、全体的にこの車の買取相場を見ますと、非常に安定した相場であるということが言えます。

また、この車のようなファミリー層に人気のあるミニバンというのは装備品についても査定の影響が出やすく、
例えばETCやそれに連動するカーナビ、さらにはバックモニターなどといった実用性の高い装備が付いていると、
買取査定も上がりやすいという傾向にあります。

とは言え強力なライバルがひしめく激戦区の中、それらのライバル車と比べてビアンテの知名度は遥かに低いのは確かです。
さらに5ナンバーミニバンに比べて、ボディサイズが一回り大きいという点も少々気になるところではありますが、実用性、走行性、安全性、すべてにおいて高い性能を持っている車だと言えますので、今後売却も視野に入れているというならば、しっかりメンテナンスを行い、特に内外装を綺麗に保つという事を心がけてください。