低燃費性能が魅力的な背高ノッポのフレア
軽のトールワゴンタイプは中古車市場での人気も上々!!
今回紹介するフレアも軽のトールワゴンタイプであり、しかもあの車のOEM車です。
となれば気になってくるのがこの車の買取相場ではないでしょうか。
いったいこの車の査定額は高いのか?それとも安いのか?
実際この車の買取価格も交え紹介していきたいと思います。

フレアとはこんな車

フレアと言っても決して“柔軟剤”ではありません!!・・・そんなことはどうでも良い!
なんていう声が聞こえてきそうですが、フレアはマツダが販売している軽自動車のことです。
同社がかつて販売していたAZ-ワゴンの後継車にあたり、スズキ・ワゴンRの供給を受けたOEM車です。
2012年にワゴンRのフルモデルチェンジと共に、AZ-ワゴンからフレアという名称へと変更されたのです。
以降、「フレア」そして「フレアワゴン」という、いわゆる「フレアシリーズ」として今後のマツダ軽トールワゴン部門を展開するカタチとなったのです。
この車はとても実用的な車で、エンジンの負担を軽減するモーターアシストや、低速時にエネルギーを発電してくれる機能なども備わっており、低燃費性能が特徴となっています。
また、室内も広くなっているので乗り降りしやすいうえ、シートポジションなども自在に設定できるので、疲れにくく快適なドライビングが楽しめる車なのです。

というように、実用性の高さか使い勝手が良く、特にファミリー世帯などから高い評価を受けています。
また、スズキのワゴンRより低価格で手に入れられるとして、中古車市場においても需要が高くなっています。

フレアの買取相場を見てみましょう

この車は発売からまだ年月が経っていないため、買取相場も良い水準を保っています。
中古車市場においての流通している車両台数はまだまだ少なく全体でも270台程。
中古車販売価格だけを見ると、年式、走行距離数ともにそれほど差は感じられませんが、買取査定の傾向として、走行距離数が多走行になればなるほど買取価格も下がる傾向があります。

では実際どのくらいの買取相場になっているのか紹介していきます。
・平成24年式の「XS・4WD」モデルで60~76万円 。
・平成25年式の「XG・4WD」モデルで61~78万円 。
・平成26年式の「HS」「XG」「XS」モデルで51~96万円。
・平成27年式の「XG」モデルで64~94万円。
・平成28年式の「XG」モデルで80~102万円。
という相場となっており、初代モデルにおいても50万以上ついているので、この車の買取相場は比較的良い水準を保っていると言えるでしょう。
また、この車はカスタムバージョンの「フレアカスタム」という存在があります。
このフレアカスタムのモデルラインナップは「HS」とターボ仕様である「HT」の2設定。
価格も標準タイプより高めとなり、146万円から175万円と高めの価格設定となっています。

買取相場においての一番高い車両は平成27年式の「HS」で100~125万円となり、初代モデルである平成24年式モデルにおいては60~76万円と、通常モデルと変わらない相場となっているフレアカスタムですが、相場的にもまずまずと言ったとこではないでしょうか。

しかしながら、少々ネックとなってくるのがこの車がマツダ車だということでしょう。
昔から買取相場において他車と比べて不利とされているのは既にご存知かもしれません。
この車はまだ発売されてから年月もそれほど経過していないので現状では相場の変動も緩やかですが、相場の傾向から考えますと、年式が古い、走行距離が多いなどの車両になってくると、査定額も下落する可能性も考えられるので、売却を念頭に入れているという方は、この車の買取動向を頻繁にチェックしておいた方が良さそうです。

フレアの買取相場についてのまとめ

今現時点の買取相場については、「フレア」「フレアカスタム」ともに安定した相場を保っています。
使い勝手が良く、スタイルもカッコ良いので中古車市場でも人気のある車種となっており、状態の良い車両であれば、希望の買取価格で売却することも可能であるといえます。
とは言え価格相場の変動も気になるところではあるので、しっかりと確認はしておきましょう。