パトロールカーとしても使われているアウトランダー。
三菱を代表する車に「アウトランダー」というミドルサイズのクロスオーバーSUV車があります。
この車は2005年に登場し、もともとは「エアトレック」の輸出名で、サイズは一回りほど大柄となっています。
そのエアトレックの後継車種としての位置づけされており、海外でも広く活躍している車なのです。
そんな海外でも広く活躍している「アウトランダー」ですが、買取相場はどうなっているのでしょうか。
アウトランダーとは一体?
4WDを得意とする三菱は、クロスオーバーSUVである「アウトランダー」を2005年に発売し、発売当初の目標月間販売台数を2,000台と発表するほど、三菱はこの車の完成度に自信を持っています。
また、当初この車のラインナップは2.4Lエンジンのみで、グレードも「M」と「G」の2グレード展開でスタート。
その後、幾度か改良を重ねた結果、燃費性能もさらに向上し2009年には環境対応車普及促進税制の対応車となりました。
現在では2012年に、この車初となるフルモデルチェンジが行われ2代目となったモデルが現行モデルにあたり、また、その年にはプラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダーPHEV」が導入され、アウトランダーPHEVは環境にやさしく、高い低燃費性能を発揮するSUV車として高く評価されています。
プラグインハイブリッド車も登場したアウトランダー。一体その買取相場はどのようになっているのか。
続いてこの車の買取相場について見ていきます。
アウトランダーの買取相場はどうなのか?
まずこの車の新車価格から見ていきますと、ガソリン仕様のモデルが2,519,640円~3,211,920円で、一方のPHEVモデルが3,596,400円~4,590,000円という新車価格となっています。
結構いい値段だと感じますが、特に後者の場合最先端技術を採用しているので高くなるのは当然です。
ただ、通常モデルであっても決してお求めやすい価格というわけでもなく、中古に流れて行く人も多く、中古車市場においても、この車の流通量(PHEVも含む)としては多からず少なからずといった状況。
この車はSUV車としての人気もありますし、中古車としての流通量も多いというわけでもないですから、基本的に買取相場はこの車の新車価格に準じた査定額となり高い水準が期待できます。
では実際この車の買取相場の価格帯を見てみますと、メインとなっているグレードは「20G」とされています。
なかでも一番高い相場とされているモデルが、平成26年式の「20G」で190~215万円、
次に平成27年式の同じく「20G」で184~209万円 となり、平成25年式の「20G」で180~205万円で、
「20G」のモデルが買取相場において上位を占めています。
また、それ以外のモデルですと「24Gナビパッケージ」や「24Gセーフティパッケージ」がもっとも高く、
相場は「24Gナビパッケージ」で142~168万円、「24Gセーフティパッケージ」は139~164万円となっています。
一方、アウトランダーPHEVの買取相場の平均額は297.7万円で、半年前の平均額は304万円でした。
よって、半年前に比べるとおよそ6万円弱値下がりしているということになります。
値下がりしているとは言っても時間が経過すれば買取相場も落ちるのが基本的なシステムです。
プラグインハイブリッドの人気はこれからも続きますので、急落してしまうということはないでしょう。
売却するならここがポイント
車を売却する時は、売却のポイントというのがそれぞれの車に対し存在します。
そこで、この車のポイントとして重視したいのが、使用用途です。
この車はSUVですが、比較的ステーションワゴンの様な感覚で常用されていることも多いです。
ステーションワゴンを好む人は、車へのこだわりを持っている人の割合が多いとされています。
こだわりを持った人というのは、まず室内の汚れやシミなどには非常に敏感です。
また、走行性能も楽しみたいという人も多く、エンジン性能や足回りなどにもこだわりますので、日頃からのメンテナンスは欠かさず行い、室内も綺麗な状態を保つということが、高値を付ける最低条件となりますので、その辺をしっかりとおこなってください。
この車の買取相場はしばらくは安定した相場が続くと思われます。
しっかりメンテナンスをおこなって万全な体制で、査定に挑んでください。