デリカと言えば、デカイ4WDの車を真っ先に思い浮かべるかと思われますが、いえいえ、デリカにだって今流行の立派なトールワゴン型の車はあるのです。
それが今回紹介する「デリカ D:2」です。
このデリカ D:2は、三菱が販売を行ってはいるものの、製造元はスズキ自動車。
また、この車はスズキ・ソリオのOEM供給を受けているモデルなので、一見はソリオです。
良く見ればエンブレムがそれぞれ違っているので、違いはそこだけであとは同じです。
そんなソリオと一見変わらないデリカD:2ですが、買取相場はどのようになっているのでしょうか。
とても気になるところでありますので、今回はデリカD:2の買取相場について紹介していきます。
デリカD:2ってどんな車なの?
まず、この車はあまり見た事ないなぁ。という方も大勢いるかと思います。
それもそのはず、先程も記述しましたがこの車はスズキ・ソリオのOEM供給を受けている車で、パッと見はソリオです。もし街で走っていても、大抵は同じ車だと認識してしまうでしょう。
でも実はこの車、三菱の日本向け車をスズキからOEM供給を受けるのは初となる貴重な車でもあるのです。
また、デリカD:2のようなトールワゴン型と言えば、見た目以上に広い車内空間が魅力的で、さらにこの車はクラストップのサイズを誇る車なので、ゆったりとドライブを楽しむことができ、シートアレンジも自在ということで実用性も高く、ますます人気の高い車とされています。
トールワゴン型は今もなお人気上昇中のようですが、同型であるデリカ D:2の買取相場はどうなっているのでしょうか?
続いてこの車の買取相場を見ていきましょう。
デリカD:2の買取相場を見てみよう
まずこの車の中古車市場においての人気は、比較的高いとされています。
中古車としての需要と供給のバランスも上手くとれているので買取相場も高値の水準を保っております。
では実際この車の買取相場を見ていきましょう。
まず、この車両で一番高値とされているモデルが、平成27年式の「S AS&G」で102~127万円です。
次に、平成27年式の「S・4WD」で100~125万円、平成25年式「S・4WD」で88~111万円と続き、この車にとって比較的古い年式となる平成24年式でも査定額は76~97万円となっており、さらに初期モデルである平成23年式であっても37万円~56万円という査定額とされています。
初期モデルでありながらも50万円を超えた査定額が付くというのは買取においても人気が高いということでしょう。
また、このデリカD:2という車は、2015年のフルモデルチェンジが行われ際、通常モデル以外にもカスタム仕様である「CUSTOM HYBRID MV」というグレードも発売されております。
このカスタム仕様の車両もとても人気が高いとされていますが、なんせ2015年12月に発売となった真新しい車ということで、まだまだ中古市場にも流通していない状態です。
ただ、カスタムモデルの人気も上々で、新車価格は「2WD」で2,060,640円~「4WD」で2,187,000円という価格ですから、余程のことがない限り、買取相場も新車価格に見合った買取額が期待出来ます。
実用的で使い勝手も良く、さらにまだまだ新しい車ということで、この車の買取相場は高額査定が期待できます。
また、この車の人気もまだまだ続いていくでしょうから、相場もこのまま良い状態を保っていくことでしょう。
デリカD:2の売却時について
このように、これまでこの車の買取相場を見てきましたが、比較的高値で取引されている車両と言えます。
ただ、それにはやはり車の状態が良くなければ高値で売却することは当然出来ません。
この車は室内がとても広く、使い勝手が良く荷物も沢山積むことが出来るので、様々な用途で使えます。
使用用途が増えれば増える程、内外装にキズや汚れなどが付きやすくなるので気を付けてください。
少々のキズや汚れではマイナスになることはないと思いますが、修復が難しいような場合だと、間違いなくマイナスになりますので、後に売却を考えているのであれば使い方にも気を使う必要があります。
せっかく高値での売却が可能とされている車です。自ら査定を下げてしまう様なことは極力避けたいところです。