国内で販売されている高級セダンに「プラウディア」という車があるのはご存知ですか?
おそらくあまり知らないという方も多いのではないだろうか。
それもそのはず、この車は2000年に登場してからわずか2年で生産終了となった車で、
その後2012年から日産フーガから供給を受けるカタチで復活し、三菱の最高級セダンとして販売されてはいますが、
この車の存在自体知らないという人も多いとされることからリセールバリューの低い車であると言えます。
今回は、そのプラウディアの買取相場についてお伝えしていきます。
プラウディアの買取市場の現状
まずこの車の中古車流通量から見ていきますと、全国でも10~15台ほどしか販売されておらず、かなり少ない流通量となっており、中古車としてもあまり売れる車ではありません。
やはり、今の時代この車のようなセダン車というのは不人気であり、さらに全長が約5メートルという巨大なボディサイズを誇りますので、そう考えると時代の流れに反しているかと感じざるを得えません。
買取においてもこの車が売却に出されるといったことも稀で、買取相場も良い相場であるとは言えません。
というのも、現在プラウディアの中古車として販売されている車両の中で、もっとも高額な車両の価格を見てみると、
平成25年式モデルでグレードは「250」、走行距離数が0.9万㎞で販売価格が272万円です。
同時にこれと同じグレードで新車時の価格を見てみますと、「250」は413.6万円とされています。
このように、双方の価格を比べてみると分かるように、3年落ちで走行距離も1.0万㎞も満たない車両であっても、単純に見ても140万以上は下落しているということになるので、買取の相場額もあまり期待することは出来ません。
プラウディアの買取相場は?
まず先程記述した最も高額な中古車両を例に出しておよその買取額を出してみます。
車両は平成25年式モデルでグレードは「250」、走行距離数が0.9万㎞で272万円の車両が最も高額でした。
その販売価格からマージン30%を中抜きすると考えますと、この車の買取額はおよそ190.4万円となります。
新車価格が413.6万~571.1万円という車ですから、3年落ちですら200万円にも満たないというのは、
かなり厳しい買取相場であると、言えるのではないでしょうか。
プラウディアの買取相場のまとめ!
今回は、プラウディアの買取相場について紹介してきましたが、高額な買取は期待出来ません。
近年の売れる車の三大要素は「コンパクト」「低燃費」「知名度の高さ」であると考えられます。
そう考えると、この車のように全長5メートルの大型セダンで、あまり知られていない。
となると、やはり買取においても厳しい結果となるのは致し方のないことだと思われますので、あまり売却のことは考えず、最高級車として末永く愉しんだ方が良いのかもしれません。