クラッシックなデザインがお洒落なクラブマン。
このクラブマンは、2007からミニのラインナップに追加されたステーションワゴンで、つい最近の2015年にフルモデルチェンジが行われ、2代目が発売されました。
2代目となったこの車の特徴は、なんと言ってもリアゲートが観音開きという珍しいドア構成となっており、その観音開きが、荷物の積み下ろし時などに使いやすいと、多くのファンに親しまれています。
そんな多くのファンにも支持を得ている車両となりますが、いったい買取相場の方はどうなのでしょうか?
今回は輸入車であるクラブマンの買取相場についてお話しします。
クラブマンとはどんな車?
2007年に登場したこの車は、3ドアハッチバックをベースに開発され、ベース車よりも全長を拡大し後部座席と荷室を広げ、さらにリアゲートを観音開きにすることで、よりファミリーユースにも対応できる車です。
ちなみにこの車がシリーズで初となるステーションワゴン車となります。
また、オートマチック・スタビリティ・コントロール+トラクションが搭載されているなど、その走行性能もとても優秀で、コンパクトなボディサイズからは想像することも出来ないほどのパフォーマンスが愉しめる車です。
このように、車のデザイン性はもちろん、走行性能においても高い評価を得ている車ですので、それだけファンも多く存在しているということです。
クラブマンの買取相場は?
まず、中古車市場におけるクラブマンの動向から見ていきまと、現在中古車として販売されている車両は全体でおよそ520台あまり。
そのうち初代モデルである2007年~2014年までの車両が中古車市場でのメインとなり、その数およそ350台。
それに対しフルモデルチェンジが行われた2015年式の車両については170台程度とやや少なめです。
次にこの車のモデル展開とその新車価格ですが、まずベースモデルである「ワン」が290万円で、「クーパーD」が344万円、
スポーツモデルの「クーパーS」が384万円で、さらに「クーパーSD」が404万円。
そして最後は四輪駆動バージョンである「クーパーS ALL4」が410万円という設定となります。
ではクラブマンの買取相場を見ていきますと、この車の買取相場は比較的高値で安定しています。
もちろん買取には年式や走行距離数などの影響を受けることはありますが、この車の場合多少条件が悪くても、それほど大きく値崩れすることはありませんし、良い状態であれば、より良い条件での売却も期待出来ますから、もし売却を検討されているのであれば、良い状態のうちに売却するのも1つです。
さて、それではこの車が現在どのくらいの相場で取引されているのかを紹介していきます。
まずもっとも高額な買取査定とされている車両は平成27年式の「クーパーS」でおよそ285~310万円 です。
次に、平成27年式の「クーパー」でおよそ265~290万円 とされてます。
さらに平成27年式の「クーパーS」でおよそ231~256万円 と続いています。
この車の買取市場でもっとも高いとされる年式は、平成27年式の車両がもっとも高い相場です。
ちなみに初期モデルの2007年式の車両「クーパーS」を見てみても58~74万円と、およそ10年落ちの車両であっても、50万円以上の買取値が付く場合もあるとされています。
また、ここ最近でのこの車の平均買取価格は229.9万円で、その半月前の平均価格は175.8万円でしたので、この車の平均買取価格は54.1万円の値上がりしており、いかにこの車が人気のある車なのかが伺えます。
最後に、クラブマンの買取相場について(まとめ)
とてもお洒落なスタイリングに、実用性の高い性能を兼ね備えるこの車は、若い女性などにもとても人気のある車とされており、中古車市場でも高い人気を得ています。
ただ、輸入車ということもあり維持費の面でも国産車と比べると何かと高めとなることから、ファミリー層にはあまり人気のある車とは言えませんので、今後この車を売却しようとお考えの方は、様々な車種を扱っているお店ではなく、輸入車を専門に扱っているお店で売却することをオススメします。
この車自体、高値で売却できる可能性の高い車です。
売却するお店をしっかり選んで、納得のゆく買取額で売却しましょう。