レクサスの小型ハッチバックハイブリッドカー、CT200h。
日本では2011年1月から販売されています。
3代目プリウスとほぼ同じハイブリッドシステムを搭載し、1.8Lエンジン搭載でリッターあたり34kmの走行が可能で、モーター単独走行の低燃費重視なEVモードと、パドルシフトを使ったパワフルな走りが可能なスポーツモードを選択することが出来る。
全グレードで前席シートヒーターが標準装備される他、積載容量は375 L(後席を倒した場合は最大960 L)と、同じ形状車種の競合車である「BMW・1シリーズ」や「アウディ・A3」を抑えた利便性でも人気を博しました。
モデルは初代のみになりますので、グレードごとの買取相場はどのようになっているのかに焦点を当てて挙げていきたいと思います。
ベースグレードのCT200h。
必要最低限の装備に抑えたモデルですが、レクサスという時点で査定額は高いです。
買取相場は、前期型は120万円から190万円、後期型は190万円から230万円。ピンキリではありますが、最低ラインでさえ高額売買が望めます。
よっぽど状態が悪くない限り100万円を下回る事は無いかと思います。
バージョンC。
自動防眩ミラーやクルーズコントロール、専用チューニングサスペンションなどが装備されたグレードです。
ベースグレードより少し高めで、前期型は140万円から200万円、後期型は200万円から250万円が相場となっています。
クリエイティブテキスタイルインテリアという、本革に近い合成皮シート「エルテックスシート」を採用した特別仕様車もあり、シート以外の概ねの仕様はバージョンCと変わりませんが、査定額は10万円程高くなります。
Fスポーツ。
LEDヘッドライトや専用フロントグリル、スポーツサスペンションを搭載したスポーティなグレード。内外装の見た目だけでなく、エンジンや足回りもスポーツチューンされているので、走りを楽しみたい人にも好評。
買取相場も、前期型は150万円から200万円、後期型は200万円から280万円となります。
バージョンL。
フロントドアに撥水機能付スーパーUVカットガラスを採用し、運転席8Way調整電動式パワーシート(助手席は4Way)などを装備した高級仕様。化粧板ではなく本物の木があしらわれた本木目パネルも、より一層高級感を醸し出すものとなっています。
前期型は155万円から210万円、後期型は210万円から320万円が買取相場です。
後期型の査定額なら、新車を買う事も出来そうですね。
CTの買取相場に関して、査定額のふり幅が大きい理由として前期型か後期型かの違いがあります。
2014年1月16日以前の物が前期、それ以降は後期型なので、買取業者さんに見てもらう前に車検証を確認しておきましょう。
余談ですが、CTは「Creative Touring vehicle」の略称らしく、独創的に遠くまでドライブが出来る乗り物という意味が込められているそうです。
確かに、イメージとしては社長さんが休日をドライブで満喫するために乗っているイメージがあります。(かなり個人的・・・)