今回レクサスISの買取相場について紹介していこうと思いますが、その前にレクサスISという車はどの様な車なのかを紹介していきます。
そもそもレクサスというのはトヨタの高級車ブランドとして1989年にアメリカで登場したブランドであります。
その後はヨーロッパやアジア市場などでも拡大展開され、プレミアムブランドとして世界中に認知されております。
そして日本での展開が始まったのは2005年からとなり、トヨタブランドとは一線を引いた、レクサスならではのプレミアムな、接客や広告戦略を打ち出している。
そんなレクサスがリリースしているモデルの中に「IS」というモデルがあり、レクサスのDセグメントに属するセダンで、初代は1999年に登場したのです。
このISモデルはレクサスに中でももっともスポーティモデルとされており、この車のターゲット層は若者とされておりますが、
現在では若者から年配の方までと比較的幅広い年齢層に人気のあるモデルとされております。
ちなみに、初代のレクサスISは日本国内で販売されていた「アルテッツァ」をレクサスブランドとして欧州そして北米で展開させ、特に北米において人気を博した車両となっています。
その後2005年に日本でもレクサスブランドが展開され、日本市場で販売され始めたのは2代目からとなっています。
その後ISは、2013年にフルモデルチェンジを行い、3代目となったモデルが今の現行モデルとなっているのです。
現行モデルでは、引き続きV6エンジンを搭載するIS350、IS250に加えて、ハイブリッド仕様のIS300hが新設定され、
2015年には2.0Lターボエンジンを搭載するIS200tが追加されるなど、現在はこの4グレードの展開となっています。
というように、レクサスISという車はこのような感じとなっています。
さて、次にこの車の買取相場を見ていきますと、全体的にレクサスブランドの中でもISの買取相場は比較的良い水準を保っていると言えるのではないでしょうか。
もちろんグレードや走行距離の多い少ないにもよると思いますが、大体5年落ちくらいまでならもしかして200万円を超える査定が期待できるかもしれません。
では、この車の平成25年式から平成27年式の買取相場でもっとも高値が予想されるグレードとその価格帯を見ていきましょう。
まず、平成25年式「Fスポーツ」(GSE31)で314万円から339万円とされており、次いで平成25年式「Fスポーツ」(AVE30)で346万円から371万円。
そして一番高値で取引されるとしているのが平成25年式「Fスポーツ」(AVE35 ・4WD)で453万円から478万円という買取相場となっています。
ISの買取相場はこのようになっており、グレードで見た場合もっとも高額な買取査定が予想されるグレードは「Fスポーツ」となります。
レクサスISを高く買い取ってもらう為のポイントを抑えておきましょう。
まず中古でこの車を欲しがるユーザー層は比較的若い方が比較的多く、レクサスブランドが好きで尚且つスポーティーな走りを楽しみたいという方が殆どですので、査定などで重要視されるのは内外装の質感や走行状態(走行距離)などが重視されてきます。
レクサスというのは富裕層が乗る車というイメージが相変わらず強いブランドですから、上質なクルマであるということが求められるわけです。
次に買取相場においてはボディーカラーも重要視され、あまり需要のないような個性的なボディーカラーとなると査定も不利になってしまいますし、逆に人気のあるボディーカラーであれば当然査定もプラスになりやすくなります。
この車の場合、人気のボディーカラーは「ホワイトパール」と「ブラック」の2色が断トツの人気ボディーカラーとなっておりますので、
こちらの2色ですともっとも高値が引き出しやすいです。
いずれにせよレクサス・ISは中古車市場でも人気のあるクルマとされているので、低年式車でも状態が良ければそこそこの買取価格は付くハズです。
とは言っても車の買取相場というのはナマモノと同じで、月日が経過すればするほどこの車の価値というのも基本的には下がってきますので、売却するなら早めの行動が功を奏すカギと言えるのではないでしょうか。