BMWの代表的なモデルである5シリーズは1972年発売となった車で、その後2010年に6代目となる5シリーズが発売となり、現在の現行モデルとなっています。
そんな5シリーズはEセグメントに分類される乗用車で、BMWの主軸な車であります。
買取相場にも関わるBMW5シリーズの背景はというと、
日本で販売されているモデルとしては「523i」「528i」「535i」「550i」のガソリン車と、
「523d」のディーゼル車、さらにアクティブハイブリッド、そしてその他に「Luxury」や「M Sport」といった、実に様々で豊富なバリエーション設定があるのもBMWならではと言っても良いのではないでしょうか。
また、ボディタイプとしては「セダン」、そしてステーションワゴンである「ツーリング」、さらには5ドアの「グランツーリスモ」の3タイプとなっており、
5シリーズは欧州ではもちろん日本国内においてもこの車に対する人気は高いと言っても良いでしょう。
BMWは日本国内でも輸入車の中での1位2位の人気を争うドイツ車で、トップブランドということは明確です。
さて、そんな気になるBMW・5シリーズの買取相場を見ていきますと、BMWは比較的中古車市場においても比較的人気の高い車種となっており、その買取相場も高い水準にあると言えるでしょう。
その要因として、5シリーズの新車販売価格が7,500,000円から11,200,000円と、とても高額となる為この手の車を新車で購入したくてもなかなか手が出ないという人がおそらく過半数を占めることでしょう。
となると、どうしてもこの車が欲しいという人は当然中古車を求めますので買取相場も必然的に上がってきます。
そんなBMWの中でも5シリーズぐらいのレベルになってきますと、とても堂々としていて存在感をすごく感じられるといいましょうか。
7シリーズには及ばないものの、ボディサイズや排気量にも余裕があり、走行性能や装備などもとても充実しております。
この車のエクステリア、インテリア、エンジン性能など、トータルバランスが非常に良く、
その中でも特に直列6気筒エンジンを搭載したモデルを中心に、中古車市場では需要が高まっています。
直列6気筒エンジンである「535i」などのモデルの3.0Lシリーズでは、十分な走行性能を発揮してくれることや、
V8エンジンに比べて車の維持費などにかかるコストパフォーマンスが高いことや「523i」のような2.0L直列4気筒だとイマイチ物足りないということから、
直列6気筒モデルが特に人気のあるグレードとされています。
また、中古車市場で需要の5シリーズは、セダンタイプとツーリングの2つのモデルが中心とされておりますが、ツーリングについても需要があり買取相場での高値水準で取引されています。
ステーションワゴンであるツーリングは、セダンタイプよりファミリー層からの人気も高く、需要がありますので買取相場はセダンに比べてツーリングの方が若干上回っているようです。
ではここで、BMW・5シリーズのここ最近(平成23年式から平成26年式)の5シリーズが動向として大体どのくらいで取引されるのかをおおよその買取相場を見ていきましょう。
・平成23年式 /535iツーリング Mスポーツパッケージ:およそ299~324万円前後
・平成24年式 /535iツーリング Mスポーツパッケージ:およそ318~343万円前後
・平成25年式 /アクティブハイブリッド5 Mスポーツ:およそ320~345万円前後
・平成26年式 /523i Mスポーツ:およそ321~346万円前後
というように5シリーズはこのような感じの買取相場となっています。
次に、人気のボディーカラーについても紹介しておきますと、この車の場合主流となるボディーカラーは断然「ホワイト」です。
次いでブラックとなっており、ホワイトやブラックなどは買取査定においても有利だと言えるでしょう。
ちなみに、ホワイトやブラックが人気色となっているのは日本だけだそうで、本場ヨーロッパなどではシルバーの人気が上回っているようです。
昔から汚れが目立ちにくいのはシルバーと言われていることに関係しているのでしょうか?
なぜホワイトやブラックよりシルバーが人気なのかはわかりませんが、そのようになっているようです。
というわけで、これまでBMW・5シリーズの買取相場についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
いずれにせよ5シリーズは世界でもその知名度は高く人気車種であることは間違いありませんので、車を売却するタイミングやあなたの車を欲しがっているお店などを調べ、適切なお店に売却の話を持っていくことが一番ベストなポイントとなるでしょう。