BMWと言えば「駆けぬける歓び」というキャッチコピーが浮かんできます。
BMWのほとんどのモデルがスポーティで人気の高い車両ばかりで、今回紹介するBMW 5シリーズも、その魅力に憧れるユーザーがたくさんいる。
ただ5シリーズは、新車価格が比較的高い設定となっているため、新車では手が届かないけど中古なら!というふうに、この車を中古車で購入するユーザーも多い。
今回は、そのBMW 5シリーズの中古車について調べました。
BMW5シリーズとは
現在販売されている現行モデルは2010年に発売されており6代目となり、スポーティかつラグジュアリーなスタイルや装備はまさに5シリーズという感じ。
この車のタイプは「セダン」とステーションワゴンとなる「ツーリング」の2タイプの設定となっており、どちらも人気の高いモデルとなっています。
また、この6代目5シリーズはBMWの中核を担う主力モデルとなっており、7シリーズと共有となるプラットフォームを採用していることにより、ボディサイズが7シリーズ並みの大きさに拡大されているのも魅力となっています。
この車のエクステリアも流れるようなルーフラインと、落ち着いたエレガントなスタイルはやはりBMWだなと感じさせられます。
さて、そんなBMW 5シリーズですが、この車の中古車事情というのはどのようになっているのでしょうか。
続いてこの車の中古事情について紹介していきます。
BMW5シリーズの中古車事情とその相場価格
まず5シリーズですが、3シリーズに次いで売れているモデルとなっており、中古市場においても高価車でありながらも珠数や車種など豊富に並んでいる状態です。
しかも、この車の現行モデルであるF10型は2013年にマイナーチェンジを行い、まだ比較的新しいモデルでありながら早くもその後期モデルが出回り始めています。
ただ、同モデルのグランツーリスモの中古台数は非常に少ない状態です。
ではまずセダンの中古車価格の平均相場を見てみますと、現行モデルのF10型でおよそ394万円。
この価格にたいし3ヶ月後となる平均相場は384万円と値落ち進み、3ヶ月ちょっとで10万円のダウン幅となっています。
また、流通台数も着々と増えていっている状態ですので、購入側のユーザーには色々と選びやすい状態になっていると言えるでしょう。
一方、ステーションワゴンタイプのツーリングの中古平均相場は400万以上でセダンより上回っていたのですが、この5シリーズはセダンの人気が高いせいなのか、ツーリングの寝落ちはセダンよりも大きく、同じ3ヶ月後の価格平均はおよそ370万円前後となっておりセダンより割安です。
ツーリングの中古台数もセダン同様、着々と増えておりますのでこちらも選びやすい状態と言えます。
BMWはディーゼルモデルも気になる
BMWと言えば、ディーゼルエンジンモデルも魅力ある存在となっていますね。
では5シリーズのディーゼルモデルはどうなのか、人気の「523d Mスポーツパッケージ」で、まずはセダンタイプの2013年から2015年で調べてみたところその台数はおよそ50台前後。
その中でも一番安値をつけているのが、2013年式、走行距離が47000㎞でおよそ279万円。
一方の一番高値をつけている車両が、2015年式、サンルーフ付き、走行距離が6000㎞でおよそ558万円となっています。
ちなみにこの車両の新車価格は7,080,000円となっているので、半額とは言えないまでもそれに近い金額で購入できるのであればかなりお得感はありますね。
そしてツーリングはというと、中古台数は30台前後。
こちらもセダンと同様で2013年から2015年で調べたところ、販売価格は406万円から583万円となっています。
うち一番安値の車両は2014年式、走行距離が43000㎞で406万円。
同じく一番高値の車両で2015年式、走行距離が7000㎞で583万円となっています。
また、この車両の新車価格は7,420,000円となっているので、こちらもセダン同様中古車としての魅力は十分にありますね。
最後にBMW5シリーズの中古車について
これまでBMW5シリーズの中古車について紹介してきましが、中古車としての5シリーズは値落ちするのが早いという傾向にあります。
そのため比較的新しい車両でも結構お手頃な価格になっているケースが多く、中古で手に入れる方が賢いのかなという感じがします。
今後この車を手に入れたいとお考えの方は、中古で手に入れるという選択も入れておいても良いでしょう。